【佳作】「ごめん」の大切さ 玉井小学校4年 渡邉悠真

「ごめん」の大切さ
 
玉井小学校4年 渡邉悠真
 
 ぼくはよく友達とケンカをすることがある。いつもはなかのよい友達でも、カッとなったらぼう言を言ってしまう。ケンカした理由は自分にもあるのに、なぜか友達に悪い言葉をはいてしまう。
 よくあるのは、外で遊んでいる時に、笑いながら急に押されて、それでついカッとなってしまって、気がつくと本気のケンカになっていることだ。相手は軽い気持ちでやってしまったんだけれど、自分もケンカしたくはないのに、ついおこってしまう。そしてあやまろうとしても、そうかんたんにはあやまれない。どんどんなかが悪くなってしまうかもしれないのに。それは自分の悪いところだ。でも相手から「ごめん。」と言われたら、気が楽になるのか「こっちこそ、ごめん。」と言える。でも自分からは「ごめん。」とはなかなか言えない。時間がたつほど「君の方が悪いでしょ。」と言われたり、自分も言ってしまったりすることがある。そうなると余計あやまれない。「明日はぜったいあやまる。」とねる前に自分に言い聞かせる時もある。
 この前のクラブの時もそうだ。上学年三人とケンカしてしまった。サッカーをやっていてスローインの時に「おそい。早くしろ。」と言われてイラッときてしまい「自分たちだっておそいじゃん。」と言い返してしまった。そうしたらひどいケンカになってしまった。その日はすぐにあやまれずに家に帰った。家でもずっと許せずにおこっていた。次の日の休み時間に外へ遊びに行こうとした時に、その上学年のうち二人がげた箱の所にいた。前の日はあんなにおこっていたけれど、ねむったらスッキリしたのか、あやまっておいた方がいいなと思えた。勇気を出して「きのうは、ごめん。」とあやまった。そうしたらその人たちも「いいよ、別に。」と許してくれた。その後でクラブの時にケンカしていたことが先生に分かって、みんなで指どうを受けた。その時にもう一人ともあやってなか直りができた。その後のクラブでもふつうに話すことができた。
 ぼくはケンカをすることはそんだと思った。よけいなことを言わなければいい。そう思って気をつけるようにしたら、最近はあまりケンカをしなくなったなと気づいた。そして何より自分からあやまれるようになってきたと思う。「きのうは、ごめん。」と言うと「いいよ。」と許してくれる友達が一番のなかよしだと気がついたから。
 
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