【佳作】 私の弟 大玉中学校2年 会田莉緒
私の弟
大玉中学校2年 会田莉緒
私には四歳離れている弟がいます。今は三年生で学校にいっているけど、目が見えません。
生まれた時から目が見えていませんでした。弟は生まれてから何回も検査をしていました。今も、定期的に病院に通ってます。薬もあって薬を飲まないとすぐに病気になってしまうので、毎日薬を飲まないといけません。
今、私たちが当たり前にできている文字を書く事、人の表情を見る事が弟はできません。だから、弟は、違う学校に通っていました。
弟は一人でできることが限られてるので手伝いをすることが多かったです。いっしょにテレビを見ているときに「いま、どうなったの?」と一度だけではなく、何回も聞かれるので私も集中して見たいのにとイライラしてしまうこともありました。
前は出かけるときなどは弟のことはあまり気にしていませんでした。でも小学校五年生頃周りの視線を気にするようになりました。その理由は、指で目をおしてゆらゆら揺れながら歩き、それを見た周りの人の視線が気になったからです。それから弟との買い物に行きたいとは思いませんでした。
家族みんなで遊びに行った日も、目をおしてゆらゆら揺れているのが少し恥ずかしかったです。でもそれは弟は楽しいからゆらゆら揺れているだけです。今なら私は弟の気持ちが分かるけど、他の人は目をおしてゆらゆらして歩くからそれをジロジロ見たりコソコソ弟を見ながら話をしたりしているのが嫌でした。
ある日、友達に「弟何年生?」と聞かれ答えると、「でも、二年生に会田って居なくない。」と言われ私は弟が目が見えないから違う学校に行ってると本当のことを言うか迷いました。
もし本当のことを言ってきらわれたらどうしようと考えたけれど友達に本当のことを伝えました。少しの間沈黙があって、なんていう言葉が返ってくるのかドキドキして待っていました。そしたら友達が「えー!目が見えないってことは白杖持って歩くんでしょ!かっこいいじゃん!」と言いました。私はすごくびっくりしました。でも、うれしかったです。友達が「白杖」というものを知っていること、障害者をかわいそうと思っていないことに私はすごくうれしくなりました。今まで弟の障害について、話してこなかったけれど友達のおかげで恥ずかしいことではないと思うことができました。今も時々恥ずかしいと思うことがあります。しかし、生まれたときから生まれもったものだから仕方がないと思うのです。でも、そのことをバカにしたり、比較したりするのは、おかしいと思います。私も弟のことをバカにしていたときがあります。今は、本当に反省すべきことだと思っています。
弟は宿題が少なく、学校の先生は優しくずるいと思いました。けれども、よく考えてみると、弟は私よりずるいと思うことが多いと思いました。弟は、私が好きなテニスができません。文字は書きたいと言っても書けない、見て使いたいと言ってもできません。だからこそ私は弟の分まで部活や勉強をがんばって、弟の分まで楽しく生活していきたいと思っています。
世界中には、いろいろな人がいます。例えば車椅子の人、障害をもっている人、今も病気と戦っている人。
人はみんな同じなのに、少し違うだけなのに、差別をしたりする人がいます。みんながみんな同じじゃないんです。でも、障害があったりするだけで、自分とは違うと比較し、思い込み、いじめたり、からかったりする人がいます。これは障害者に限らず、外国人などもです。自分とは違うから「助けない」という考えは間違っていると思います。ただでさえ不便なく生活している私たちが、障害をもっている人たちを助けることはあたりまえのことではないでしょうか。障害者だからという概念は捨てて普通の人のように接っするのが一番だと思います。
このページの情報に関するお問い合わせ先
大玉村TEL:0243-48-3131FAX:0243-48-3137
大玉村TEL:0243-48-3131FAX:0243-48-3137