【佳作】 みんなが楽しくくらすために 玉井小学校5年 諸星百花
みんなが楽しくくらすために
玉井小学校5年 諸星百花
みんなが楽しくくらすためには、一人一人が、相手を思いやるやさしい気持ちをもつことが大切だと思います。なぜなら、大玉村には、やさしい人がたくさんいるなと思ったできごとがあったからです。下校中、強い風がふいて、ぼうしを川に落としてしまったことがありました。わたしは、「どうしよう。わたしじゃ取りに行けないし。」と、とても不安な気持ちになりました。その時、近くで川を工事していた人たちが気づいて、ショベルカーを使い、ぼうしを取ってくれました。わたしは、「やっぱり大玉村の人たちはやさしいな。」と不安がすっぽりとれて、とてもあたたかい気持ちになりました。そして、「一人のちょっとした行動で相手の気持ちが変わるなら、たくさんの人が行動すれば、もっと明るい世界になるのではないか。」と思いました。
自分にも何かできることはないかと考えたら、あいさつができることに気付きました。わたしはあいさつをすることが苦手です。あいさつをすることはいいことだと思っていても、はずかしくて、いつも小さな声でしかあいさつができません。でも、たった一言で世界が明るくなるのなら、がんばってみようかなと思いました。
登校中、わたしたちが安全に登校できるように、見守ってくれている地域の方がたくさんいます。わたしは、勇気をもって、「おはようございます。」と挨拶をしました。すると、地域の方も、「おはようございます。」と笑顔であいさつを返してくれました。わたしは、「あいさつって気持ちいいな。何でいままでできなかったのだろう。」と思いました。たった一言でおたがいの気持ちが明るくなるなら、これからもあいさつを続けていきたいと思いました。
わたしは、思いやりのある行動は、相手を明るく幸せな気持ちにするけれど、思いやりのない行動は、相手を暗く不幸せな気持ちにしてしまうと思います。もしも一人がいじめをしたら、いじめられた人も、その家族も友達も、いじめた人も悲しい気持ちになって、暗い世界になってしまうと思ったからです。また、一人があいさつをしないと、返してもらえなかった人は、暗い気持ちになってしまうかもしれません。一人が少しでも、だめなことをやってしまったら、周りのみんなも暗い気持ちになってしまいます。だから、悪い行動はしないようにしたいし、悪い事をしてしまっている友達を見かけたら、声をかけてあげたいです。
わたしは、みんなが平和で平等な世の中を作りたいです。そのためにも、一人一人が、相手を思いやるやさしい気持ちをもつことが大切だと思います。まずは自分からあいさつをし、人に親切にしていきたいです。わたし一人の力は小さいかもしれないけれど、わたしの行動が世界中のみんなに広がって、明るい世界を作れるようにしたいです。
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大玉村TEL:0243-48-3131FAX:0243-48-3137
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