【佳作】ぼくの幸せ 玉井小学校4年 河原湊翔
ぼくの幸せ
玉井小学校4年 河原湊翔
「人権」という言葉を今まで聞いたことがなかったけれど、人権教室の授業で、「人が幸せに生きるための権利、自分も周りの人も大切にすること」と知ることができました。人権教室で学んだことを、自分の生活の中で考えてみると、周りの人に大切にされているなと思うことがいっぱいありました。
ぼくは、ご飯を食べることが大好きで、みんなより体がとても大きいです。自分では、すごく太っていると思うけれど、クラスの友達は、ぼくの体のことを言う人はだれもいません。そんなぼくのことを、友達は「湊翔くんはたくさん食べてすごい!」とほめてくれたり、「湊翔くんは力持ちだね!」と言ってくれたりするので、とてもうれしい気持ちになることがたくさんあります。
太っていることがいやだなあと思う時もあるけれど、友達にほめられると自分の大きな体も大好きになります。みんなが、ぼくの良いところを見つけてくれるので、ぼくももっとみんなの良いところを見つけて、伝えていきたいなと思うようになりました。
帰りの会で、友達のがんばったところを発表するのも、初めはきんちょうして、手をあげることができませんでした。でも、勇気を出して言うことができた時には友達もにこにこしていたので、ばくもとてもうれしい気持ちになりました。ばくは、ほめられるとうれしくなるので、きっと友達もうれしい気持ちになっていると思います。
家族からほめられるときもあります。「いっぱい食べてすごいな!どんどん食べて体力付けようね」と言われます。ぼくは柔道をやっているので体が大きい方が柔道の技もできるようになって、強くなれると思ってがんばっています。モリモリ食べて、体力を付けて、できる技をこれからどんどん増やしたいと思います。
家族は、ぼくのために、じゅくの送りむかえをしてくれたり、勉強を教えてくれたりします。農家の仕事の手伝いも、分からないことがあったときには、やさしく教えてくれます。夏はきゅうリやトマト、冬はしゅんぎくを作っていて、大変なはずなのにぼくのことをゆう先してくれます。ぼくはそんなときに、「家族からもとても大切にされているな」と感じることができました。だから、ぼくも家族のためにがんばっていることがあります。夜ご飯のじゃんびを手伝ったり、畑仕事を手伝ったり、少しでも家族のためにできることをがんばっています。
人権教室を通して、今まで友達や家族がいることが当たり前だと思っていたけれど、友達や家族の大切さに気付くことができてよかったです。これからも、周りにいる友達や家族のことを大切にして毎日を大切に生活していきたいと思います。
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