【特選】障害者や高れい者にも優しい世の中へ 大山小学校6年 小野坂心暖

障害者や高れい者にも優しい世の中へ
大山小学校6年 小野坂心暖
 
みなさんは、障害者や高れい者の気持ちを考えて過ごしてみたことはありますか?私は今年学校の授業の一環で車いす体験や目が見えない人の体験、高れい者疑似体験をしました。この体験をして一見そうさも簡単そうに見える車いすも意外とそうさが難しいことや、目が見えないととても良く知っている場所でもだれかリードしてくれる人がいないと、とても怖くなること、高れい者は足が重く歩くのもとても大変だということを実感しました。また、このような体験をしたことで、「障害がある人や高れい者は生活も大変だろうな。」と改めて思いました。
その後、障害者や高れい者はどのようなことに困っているのか気になり、インターネットで調べてみました。すると、車いすを使っている人は、エレベーターのボタンが押しづらかったり、盲導犬を連れて入店しようとすると断られてしまったりと、障害のある人や高れい者は私が想像していたことよりももっとたくさんの苦労をして過ごしてるということが分かりました。この「苦労」は、私達障害がない人には分からないため、いつしか「見えないかべ」ができてしまい障害者や高れい者が過ごしづらくなってしまったのです。そんな障害者や高れい者と私達の間にいつの間にかできてしまった「見えないかべ」をなくすべく、今公共し設などでは目が見えない人のために、道に点字ブロックを設置したり自動販売機のボタンを下の方にも設置したりと様々な工夫がされ、少しずつ「見えないかべ」が無くなっているように思えます。
しかし、まだ障害者や高れい者が感じる「見えないかべ」は、完全に無くなったというわけではありません。このような人達はふ通に生活することが難しいだけでなく、「障害者だから…」などという理由で心ない差別をうけることもあるのです。

人間は、障害の有無に関わらずみんな平等に生きる権利があります。生きていく権利があるからには、楽しく生きていきたいですよね。だから、私はあたり前のことでも、障害の有無に関わらず平等に接するということをより心がけ、みんなが、生きやすく過ごしやすい社会にしていきたいです。でもそのような社会にするには、みんながこのあたり、前のことを心がり、無意識な差別を無くしていくことに協力しないといけません。別に一人くらいやらなくても…」などと思わないで、みんなが進んでやらないと変わらないと私は思います。みんなが助け合い、互いに気づかえばきっと「見えないかべ」がなくなり、障害者や高れい者にも優しい世の中になります。みなさんも、無意識な差別をなくし、小さなあたり前のことを進んでやることから始めませんか。
 
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