【佳作】ぼくは大切にされている 玉井小学校4年 押山芽生

ぼくは大切にされている
玉井小学校4年 押山芽生

ぼくはみんなに大切にされている。友達や家族、大事な人たち。例えば、ぼくのお父さんは、毎朝ご飯を作ってくれる。お母さんは、仕事から帰ってすぐに、せんたく物をあらったり、干したり、たたんだりしてくれる。友達にだって、いろいろなことではげまされている。ぼくが算数の問題でつまずいているとき、ぼくの友達は、「手伝おうか。」と、声をかけて助けてくれる。ぼくがけがをしたときだって、「かたをかそうか。」「いっしょに保健室に行こう。」などと、ぼくのことを心配して助けてくれた。
だけど、ぼくはどうだろうか。友達や家族にやさしくできているだろうか。ふりかえってみると、やさしくできたことは少ししかないと思う。ぼくはやさしくされているけれど、ぼくはできていない。だから、これからは家族や友達など、大事な人たちにやさしくできるようにしていきたい。だれに言われなくても。それはお母さんに「言われなくてもやりなさい。」と言われるのといっしょで、自分からやらないといけないから。だから、これからできるように意しきしていく。もし、自分が何かやりたいことがあったとしても、大事な人を助けることをゆう先する。なぜなら、お母さんやお父さん、友達だってそうしてくれたから。

ぼくはバスケットボールチームに入っている。そこでも大切にされていると思う。例えば、友達はむずかしいわざを教えてくれたり、けがをしたときに心配してくれたりする。コーチも、「少しずつ上手くなってきたな。」などと、たくさんほめてくれる。だけど、ぼくは習い始めたばかりであまり役に立たないはずだ。それなのに、みんなはどうしてぼくにやさしくしてくれるのだろう。さい近、新しいメンバーが入ってきた。ぼくは、その子とこれからいっしょにたくさん練習して上手になっていきたいなと思い、自分が今まで教えてもらったことを教えてあげた。そのとき、ふと気付いた。みんなもそんな思いでぼくに教えてくれたのではないかと。そして、みんなのおかげで、ぼくも楽しくバスケットボールができた。チームみんなで助け合いながら練習することで、みんなが上手になって、なかよくなって、楽しくバスケットボールができる。自分だけを大切にするのではなく、チームのみんなを大切にしてバスケットボールをするんだ。

ぼくは、いつもたくさんの人に大切にされていることに気付いた。家族や友達など、大切な人たちが見守ってくれている。こまっているときに助けてくれる。ぼくたちは、みんなで助け合うことで生きている。だから、ぼくもみんなの助けになりたい。みんながぼくを大切にしてくれているように、ぼくも家族や友達、みんなを大切にしようと思う。
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