【優秀賞】人けん教室で学んだこと 玉井小学校4年 根本空夏
人けん教室で学んだこと
玉井小学校4年 根本空夏
わたしが人けん教室に参加して思ったことは、自分や友だちを大切にするということです。授業を受ける前は何のことか分からなかったけれど、人けん教室が始まると「生まれながらにもっているけん利」「だれもが幸せになるけん利」と教えてもらいました。それで、友だちや家族を大切にすれば、自分も幸せになれるなと思いました。
人けん教室でいらっしゃった先生が「あなたは、友だちのどんなところがすきですか。」と言いました。そのときわたしはクラブ活動のことを思い出しました。わたしはバドミントンクラブに入っています。そのクラブでトーナメントをした時、四年生の三人には勝てたのですが、五年生には負けてしまいました。そのとき、友だちは、「すごかったね。上手だったね。」「どんまい。」とたくさんはげましてくれました。それを聞いて、やさしい友だちがいてよかったなと思いました。家に帰ってから、お母さんやお父さんにその話をすると「おしかったね。」と言ってくれました。少しうれしくなりました。
また、わたしは三年生のころはあまり外で遊びませんでした。でも、四年生になると外で遊ぶことがふえて、それまであまり遊ばなかった友だちを外遊びにさそうようになりました。さそったらその友だちは、「いいよ、遊ぼう!」と言ってくれました。その言葉を聞いたとき、なんだか心がすごく温かくなった気がしました。だからこれからはたくさんの人を遊びにさそおうと思いました。
また、この夏休みにお母さんがアキレスけんを切ってしまい、一週間入院することになりました。私と弟二人はおばあちゃんの家で生活することになりました。弟たちは泣きそうな顔をしていましたが、お父さんが「少しだけがんばって。」と言いました。お昼ご飯はおばあちゃんの代わりに私が作りました。スクランブルエッグを作ったら、弟たちもおばあちゃんもたくさん食べてくれてうれしかったです。初めて主菜を作ったので、自分でもできたという満足感がありました。このことから、これからも家族をたくさん助けていきたいなと思いました。
このように自分に自信がついたり、周りの友だちや家族にはげまされたりすると、自分はなんでもできるようになるんだと思うことができました。そして、もっともっと他の人のためにがんばりたいと思いました。こういうことが、人権教室で言っていた「だれもが幸せになるけん利」につながるのかなと思います。だから、これからも何事にもあきらめずに、楽しく、自信をもっていろいろなことにいどみたいと思います。
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