【優秀賞】「お母さん達はすごい」 大山小学校4年 斎藤 創太
お母さん達はすごい
大山小学校四年 斎藤 創太
ぼくのお母さんは、農業の仕事はしていてお米を作っています。主に、「特別さいばい米コシヒカリ」を作っています、その仕事についてお母さんとおじいちゃんに話を聞いてみました。お米を作る順番を聞きました。
四月に種まき、五月田植え、六月水の管理、七月は草刈りとみぞきり、八月は草刈り、九月と十月はいねかりです。
これらの中で、特に七月と八月の草刈りは暑い中でやる仕事なので、あせだらけになるからたいへんで、一日に何回もシャワーを浴びることもあるそうです。
ちょっと草刈りをするだけでもつかれてしまうのに、広い田んぼの草刈りは想像するだけで気が遠くなりそうです。
お米は、いなほ一本に百粒から二百粒くらいとれるそうです。お茶わん一ぱい分では三千二百粒くらいのお米が必要になります。いなほにすると二十本くらいです。
ぼくは一年間をかけてできたお米一粒一粒は大切にしないといけないと思うし、毎日食べられるのはすごく幸せなことだと思いました。
お母さんは、あだたらドリームアグリにつとめています。この会社は、おじいちゃんが地域の人達とつくった会社です。おじいちゃんは、自分がだんだん年をとってきて農作業があまりできなくなってきたので、若い人達に働いてもらい農地を守ってほしいと思って立ち上げたそうです。
お米をつくる人がいなくなればたいへんです。当然のように食べているお米が食べられなくなってしまいます。おじいちゃんはお米の未来を考えて、自分の仕事を次の人達に引きついでいるのだと思いました。
ぼくは話を聞く前、お米はもっと楽にたくさんとれるものだと思っていました。でも、たくさんのお米をとれるようにするために、お母さん達が一生けん命に働いていることを知りました。また、いつまでもお米が食べられるように考えて作っていることも知りました。そして、お米は直売所に出していて、多くの人にそのおいしさを味わってもらうようにしていることもわかりました。
お母さんやじいちゃんが一年かけて作っているお米を、これからも大事に、そしておいしくいただこうと思いました。