【優秀賞】「農業から学んだこと」 大玉中学校2年 渡邉加奈
優秀賞
稲刈りをする日になった。私は練習試合に行った。帰ってきた時には4時くらいで外はうす暗かった。でもみんなはまだ稲刈りをしていた。これから手伝いに行っても良かったが、疲労感と面倒くさいという感情が出て来た。少し罪悪感があったが、手伝いに行くのをやめた。6時くらいになった。心配になって外に出て周りを見わたすと、まだ帰ってきていなかった。外は暗くて寒いのに、一生懸命に稲刈りをしているんだと思うと何だか疲労感より、罪悪感のほうが大きくなった。何もしていない自分がみじめに思えてきた。
「みんなこんなに暗くなるまで頑張っているのに‥‥‥‥。」
そう思うと居ても立ってもいられなくなり、すぐに着がえをして田んぼのある場所まで走っていった。みんなまだ稲刈りをしていた。罪悪感が胸をしめつけた。少しでもいいから何かしたいと思い仕事を探した。なかなか見つからず、てこずっていると
「早くこっちに来て手伝って。」
という祖母の声が聞こえた。すぐに行って手伝った。私の仕事は、イネは変なにおいがするし、ちくちくするし、とても嫌だったけれど、我慢をして仕事を続けた。汗だくになりながらも懸命にやっていたから、気付いたら7時くらいになっていた。とても疲れたが、達成感のほうが大きかった。自分の内面が大いに成長した日だった。
それから私は、稲刈りを少ししか手伝えなかったから精米しに行くときは手伝うようにしている。とても重い30キロのものを持つのは大変だが、このくらいしないとお米を食べる資格がないと思っている。お米を作るにはたくさんの事をやらなければ食べられない。今お米を食べられていることに感謝し、おいしくなれという願いをこめつつ手伝いをしている。これからもしっかりと田植えや稲刈りなどの行事に参加して、精一杯手伝いをしておいしいお米を食べられるようにしたい。そしてごはんを残さないようにしたい。
「農業から学んだこと」
大玉中学校 2年 渡邉 加奈
私の家では、コシヒカリという米を作っている。毎年、稲刈りを手伝っているのだが、今年は部活の練習試合と被り、手伝えなかった。本心では嬉しかった。なぜなら、面倒くさいことをしないで済むからだ。何も予定がない時に手伝わないと父に怒られるが、練習試合ともなれば、怒られずに稲刈りをサボることも出来る。私は、解放感に浸っていた。稲刈りをする日になった。私は練習試合に行った。帰ってきた時には4時くらいで外はうす暗かった。でもみんなはまだ稲刈りをしていた。これから手伝いに行っても良かったが、疲労感と面倒くさいという感情が出て来た。少し罪悪感があったが、手伝いに行くのをやめた。6時くらいになった。心配になって外に出て周りを見わたすと、まだ帰ってきていなかった。外は暗くて寒いのに、一生懸命に稲刈りをしているんだと思うと何だか疲労感より、罪悪感のほうが大きくなった。何もしていない自分がみじめに思えてきた。
「みんなこんなに暗くなるまで頑張っているのに‥‥‥‥。」
そう思うと居ても立ってもいられなくなり、すぐに着がえをして田んぼのある場所まで走っていった。みんなまだ稲刈りをしていた。罪悪感が胸をしめつけた。少しでもいいから何かしたいと思い仕事を探した。なかなか見つからず、てこずっていると
「早くこっちに来て手伝って。」
という祖母の声が聞こえた。すぐに行って手伝った。私の仕事は、イネは変なにおいがするし、ちくちくするし、とても嫌だったけれど、我慢をして仕事を続けた。汗だくになりながらも懸命にやっていたから、気付いたら7時くらいになっていた。とても疲れたが、達成感のほうが大きかった。自分の内面が大いに成長した日だった。
それから私は、稲刈りを少ししか手伝えなかったから精米しに行くときは手伝うようにしている。とても重い30キロのものを持つのは大変だが、このくらいしないとお米を食べる資格がないと思っている。お米を作るにはたくさんの事をやらなければ食べられない。今お米を食べられていることに感謝し、おいしくなれという願いをこめつつ手伝いをしている。これからもしっかりと田植えや稲刈りなどの行事に参加して、精一杯手伝いをしておいしいお米を食べられるようにしたい。そしてごはんを残さないようにしたい。
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産業課農政係TEL:0243-24-8107FAX:0243-48-4448
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