【佳 作】「田うえのお手つだい」 大山小学校2年 浅和晋悟

佳作
「田うえのお手つだい」
 
大山小学校 2年 浅和 晋悟
 
 ぼくのおじいいちゃんは、お米を作っています。ぼくは毎年、おじいちゃんの米作りのお手つだいをしています。
 おじいちゃんがそだてたなえを田んぼにうえる時に、お父さんとお母さんと、お姉ちゃんとぼくとで、お手つだいに行きます。
 長ぐつをはいて、手ぶくろをすると、じゅんびかんりょうです。田んぼは、ぐちょぐちょしていて、長ぐつがぬげてしまいます。手ぶくろの中にもどろが入ってきます。ぼくは長ぐつで、田んぼの中をぐちょぐちょと歩く時のかんじが楽しくてすきです。でも、手ぶくろに入ってくるどろは、気もちわるいです。
 ぼくのしごとは、なえの入っていたはこをあらったり、おじいちゃんといっしょに田うえきにのったりすることです。田うえきのうんてんをするのは、もちろんおじいちゃんです。おじいちゃんは、まっすぐになえをうえることができて、いつも上手だなあと思っています。
 田うえの時のお楽しみは、「いっぷく」です。みんなで田んぼのあぜ道にすわって、のみものをのんだり、おかしをたべたりして休けいします。ぼくは、いっぷくしながら、お父さんと2人でタニシやザリガニをたくさんつかまえました。おじいちゃんの田んぼには、タニシやザリガニがたくさんいます。
 「おいしいお米ができる田んぼだから、タニシもザリガニもたくさんいるんだよ。」
 とお母さんが教えてくれました。ぼくは、なるほどと、思いました。
 どろどろだった田んぼは、なえがうえられて、いつの間にかきれいなみどり色になっていました。
 ぼくは、もっと大きくなったら、おいしいお米ができるように、もっとたくさんのお手つだいをしたいです。そして、おじいちゃんのお米をいっぱい食べたいです。
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