【最優秀賞】「農家の仕事」 大山小学校3年 佐々木 奏輔

【最優秀賞】
「農家の仕事」
大山小学校 3年 佐々木 奏輔
 
 ぼくの家族は、休みの日になるとみんなで農家の仕事をします。畑はとっても大きいので、お昼がすぎても仕事はつづきます。家族の中で特に農業にくわしい人は、おじいちゃんです。おじいちゃんは毎朝早く起きて、何時間も畑に行き、1日中はたらいています。育てている野さいの中で1番すきなのはネギです。おじいちゃんの作るネギは、太くて、みずみずしくて、食べるとあまみがあって、日本一美味しいと思っています。
 そんなぼくにおじいちゃんが、ネギの育て方を教えてくれました。まず、小さなたねをまきます。15センチメートルの長さに育ったら、なえをほり起こし、1本ずつに分けます。そして、うねを作り、みぞのかべに立てかけるようにおいて土をかぶせます。土をかぶせてから1か月後に土よせをして、ネギの白い部分をのばします。ネギはざっ草によわいので、小まめに草むしりをしなければいけないそうです。それから2か月後、やっとしゅうかくできます。ネギの育て方を教えてもらい、想ぞうい上に長い時間がかかると知りました。それでも、ぼくが手つだいをしてしゅうかくしたネギが直売所にとどけられるときはうれしいです。おじいちゃんが作り、ぼくがしゅうかくしたネギを、多くのお客さんに美味しく食べてほしいと思います。
 農家の仕事は、このほかにもやることがいっぱいあります。おじいちゃんにはこれからも長生きして、美味しい野さいをたくさん作ってほしいです。そのためにぼくにできることは何でも手つだいたいと思います。
 今、農業をしている人が高れい化していると、おじいちゃんから話を聞きました。そのうち、お米や野さいを作る人がいなくなると深こくな食りょうなんになると言われています。今お店に売られている野さいも、かんたんには手に入らなくなるかもしれません。野さいの中には、天気のえいきょうを受けやすく雨不足や日照不足でしゅうかくりょうがへってしまう物も多くあります。テレビのニュースで良く耳にするいじょう気しょうもとても気になる問題です。
 ぼくは、先ぞから受けついだ農地を使って美味しい野さいを育てていけるようにこれからも手つだっていきたいです。また、お米や野さいを育てている人に感しゃの気持ちをわすれず、のこさず食べていきます。
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