【佳作】「ぼくも手つだうよ」 大山小学校1年 渡邉 旭

【佳 作】
「ぼくも手つだうよ」
大山小学校 1年 渡邉 旭
 ぼくのうちは、おこめをつくっているのうかです。はるはたねまきと田うえ、なつは草かり、あきはいねかりともみすりをして、おこめができあがります。
 こ年のあき、ぼくは、おとうさんたちがおこめをふくろに入れているところを見ました。大きなふくろだったので、おもさをきいたら、30キロあるといわれました。子ども1人ぶんくらいのおもさだときいて、ぼくは、びっくりしました。
 おこめのふくろは、ぜんぶで450ふくろもできました。それをはこばなければならないので、ぼくも手つだわなくちゃとおもいました。力にはじしんがあるからです。でも、あまりのおもさで、1人でもち上げることができませんでした。おとうさんといっしょに、やっと10ふくろはこびましたが、おわったあと、へとへとでうごくことができませんでした。おとうさんたちは、こんなにおもいものをなんかいもはこんでたいへんだなあとおもいました。
 でも、おこめがこんなにおもいのは、おとうさんや、のうかの人たちが、あつい日もさむい日も、一生けんめいこころをこめておこめのせわをしているから、その気もちが一つぶ一つぶに入っているからだとおもいます。
 こ年できたばかりのしんまいを、おかあさんにたいてもらいました。ほかほかとあったかいゆげが上がり、ふんわりといいにおいがしました。白いごはんだけでも、あまくておいしかったです。
 こ年は、まだぼくが小さくてできなかったお手つだいがたくさんありました。もっとからだが大きくなったら、田うえや草とり、おこめのふくろを1人ではこぶなどのお手つだいをして、おとうさんたちをたすけてあげたいです。そして、じぶんがつくったおこめを、じっくりあじわってたべてみたいです。
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