【佳作】 「お米作りの大変さとやりがい」 玉井小学校4年 伊藤芯

【佳 作】
「お米作りの大変さとやりがい」
玉井小学校 4年 伊藤 芯
 
 ぼくのおじいちゃんは、お米作りをしています。ぼくも小さいころからお手伝いをしていて、田植え機にも乗ったことがあります。他にもなえ作り、ハウスになえを移動させる、稲刈り、もみ取り、ふくろづめなど1年間の全ての作業を手伝ったことがあります。そのおじいちゃんに米作りの大変さとやりがいを聞いてみました。
 最初に大変さを聞いてみました。今はお米の値段が安くなり、お金だけがへっていくそうです。田んぼが大きいために、機械も大きくなり、値段も高いそうです。最近もタイヤが6つついている6じょうの田植え機を100万円以上で機械屋さんに注文したと聞きました。こんなふうにお金がかかるために、お仕事をたくさんする必要があり、なかなか休めません。おじいちゃんは農業の他にタクシー会社に勤めていて、夜中の12時までのおそ番の日もあります。そんなに休む日がないのに、家の近くじゃない田んぼに、お仕事に行く前と帰る時に水あげに行って、しかもそれを毎日していて大変だなと思います。こうやって働きながらお米作りをずっと続けていてすごいなと思います。体に無理なくがんばってとぼくはお手伝いをしながら思いました。
 次にやりがいも聞いてみました。すると
「みんなの役に立ててうれしいし、おいしいと言ってもらえてうれしい。」
と言っていました。ぼくも自分が手伝ってできたお米を、みんなに食べてもらえるだけでうれしいです。家族みんなで協力して作ったお米はおいしいよと、自まんしたくなります。何より、おいしい新米を毎年食べられる事がうれしいです。おいしいお米を食べると、小さいころから米作りのお手伝いをしてきて良かったなと思います。だからおじいちゃんのやりがいもよく分かります。このやりがいがあるからこそ、大変でもお米作りを続けることができるとぼくは思います。だからおじいちゃんからお父さんに受けつがれてきたんだと思います。そして、ぼくもお父さんから受けついでいけたらいいなと思いました。
 お米作りではコンバインなどの機械を使うし、ぼくはそういう機械を動かすことがとても好きです。それに、稲刈りの時の家族みんなの楽しそうな様子が大好きです。だからお米作りをしっかりと受けついでいきたいなと思います。
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