【最優秀賞】 「農業への一歩」 大山小学校6年 佐藤悠道
【最優秀賞】
ぼくは2歳くらいのころから長ぐつをはいて畑に行っていました。今思い返すと、穴ほりをするなど遊び半分でした。けれども、祖父が作った野菜を食べたときにとてもおいしかったので、自分でも作りたいと思うようになり、祖父の作業を手伝うようになりました。
ぼくは農作業の中で好きなことが2つあります。1つ目は田んぼの風景です。田んぼは、毎日食べているお米を育てる場所です。代かきをした後の水面、田植えをした後の緑、豊かに実った稲穂の黄色。その色や見えるものが好きです。祖父は田植えの時、田植え機をゆっくり運転します。周りの家族は、
「おそいなぁ。もっと速くてもいいのに。」
と言います。祖父は、実は真っすぐにするために慎重に植えていたのだそうです。慎重に植えると、植えられる苗の数が増え、収穫量を増やすことができます。収穫した量が多いと多く販売でき、おいしいお米をたくさんたべてもらえるのだそうです。
2つ目に好きなのは、野菜の種まきです。どんな実になるのか楽しみだからです。種を見ても、どんな色や形、大きさになるのかが分かりません。種をまくとき、ぼくは(早く実になれ、おいしくなれ。おいしく食べてやるから早く実になれ。)と思いながら種をまき、水をやります。野菜は成長すると肥料をやります。例えばトマトだったら棒を土にさし、くきの半分から上と下をひもで結びます。支えがないと成長したときに実が重くなり、へし折れてしまうのです。それは人間と同じだなとぼくはふと思いました。野菜は肥料や水ですが、人間はご飯を食べます。野菜は棒を支えにしますが、人間の支えは家族です。ぼくの場合、毎日おいしいご飯を作ってくれたり勉強で分からない問題を教えてくれたりして、ぼくは家族に支えられています。
ぼくは、野菜と人間は似たもの同士だと気づきました。将来、農業をするために今は食べ物に支えてもらっている分、感謝して食べたいと思います。大人になったら、農業のことをもっとくわしく勉強してもっと好きになりたいです。そして、ぼくの大好きな田んぼの風景を絶やさず残していきたいです。
「農業への一歩」
大山小学校 6年 佐藤 悠道
ぼくは将来、農業に関わる仕事に就きたいです。そう思ったきっかけは祖父です。祖父は農業をやっていて、ぼくはその手伝いをしていたからです。ぼくは2歳くらいのころから長ぐつをはいて畑に行っていました。今思い返すと、穴ほりをするなど遊び半分でした。けれども、祖父が作った野菜を食べたときにとてもおいしかったので、自分でも作りたいと思うようになり、祖父の作業を手伝うようになりました。
ぼくは農作業の中で好きなことが2つあります。1つ目は田んぼの風景です。田んぼは、毎日食べているお米を育てる場所です。代かきをした後の水面、田植えをした後の緑、豊かに実った稲穂の黄色。その色や見えるものが好きです。祖父は田植えの時、田植え機をゆっくり運転します。周りの家族は、
「おそいなぁ。もっと速くてもいいのに。」
と言います。祖父は、実は真っすぐにするために慎重に植えていたのだそうです。慎重に植えると、植えられる苗の数が増え、収穫量を増やすことができます。収穫した量が多いと多く販売でき、おいしいお米をたくさんたべてもらえるのだそうです。
2つ目に好きなのは、野菜の種まきです。どんな実になるのか楽しみだからです。種を見ても、どんな色や形、大きさになるのかが分かりません。種をまくとき、ぼくは(早く実になれ、おいしくなれ。おいしく食べてやるから早く実になれ。)と思いながら種をまき、水をやります。野菜は成長すると肥料をやります。例えばトマトだったら棒を土にさし、くきの半分から上と下をひもで結びます。支えがないと成長したときに実が重くなり、へし折れてしまうのです。それは人間と同じだなとぼくはふと思いました。野菜は肥料や水ですが、人間はご飯を食べます。野菜は棒を支えにしますが、人間の支えは家族です。ぼくの場合、毎日おいしいご飯を作ってくれたり勉強で分からない問題を教えてくれたりして、ぼくは家族に支えられています。
ぼくは、野菜と人間は似たもの同士だと気づきました。将来、農業をするために今は食べ物に支えてもらっている分、感謝して食べたいと思います。大人になったら、農業のことをもっとくわしく勉強してもっと好きになりたいです。そして、ぼくの大好きな田んぼの風景を絶やさず残していきたいです。
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産業課農政係TEL:0243-24-8107FAX:0243-48-4448
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