【優秀賞】「ぼくのおじいちゃん」玉井小学校2年 根本大輝

【優秀賞】
「ぼくのおじいちゃん」
玉井小学校 2年 根本 大輝

 ぼくのおじいちゃんは、30頭の牛をかっています。ぼくが小さいころから牛をそだてていました。ぼくはおじいちゃんのしごとの手つだいをすることがあります。えさやりをしながら、おじいちゃんのしごとをそばで見てきました。ぼくが今でもよくおぼえていることが2つあります。
 1つ目は、牛がこやからにげてしまったときのことです。そういうときは、おじいちゃんだけではなくお父さんもいっしょに、牛を牛ごやにもどします。みんな、牛が何かをこわしてしまうかもしれない、あばれてしまうかもしれないとしんぱいします。牛をかうことは大へんだと思います。おじいちゃんもいつも大へんそうです。
 2つ目は、牛の赤ちゃんがうまれたときのことです。赤ちゃんが生まれそうだと知ってぼくは牛ごやに行きました。親牛はとてもいたそうな顔をしていました。まるでけがをしたときのぼくみたいです。ぼくは見ていることしかできなかったけれど、おじいちゃんは赤ちゃんが元気に生まれるように、牛のおなかをさすっていました。時間はかかったけれど、赤ちゃんはぶじに生まれてきました。ぼくは、おじいちゃんに
「わあ。元気に生まれたね。」
と言いました。おじいちゃんは、
「そうだね。」
と言って、にっこりしていました。おじいちゃんがわらうとぼくもうれしくなります。
ぼくは、こんな大へんなしごとをしているおじいちゃんのことをとてもすごいと思います。牛は生きているから、しっかりそだててあげないといけないからです。ぼくもたくさんのしごとができるおじいちゃんみたいなおとなになりたいです。
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