大玉村 産地ブランド米「あだたらの恵」発表会開催

 令和7年10月16日、東京都内において、村の産地ブランド米「あだたらの恵」の発表会を開催し、会場には40人を超える報道関係者や料理関係者等が集まりました。
発表‗村長
                  あだたらの恵を紹介する村長:押山利一

 押山村長は挨拶で「大玉村の米は以前からおいしいと定評があったが、福島大学の分析調査によりこのことが実証されたのでブランド米として発表した」「全国のお米好きの方に食べていただきたい、ブランド米としては後発であるが、差別化や付加価値をという観点から当面はふるさと納税を中心に展開していきたい」と語りました。
 
あだたらの恵
 あだたらの恵は新しい米の品種ではなく、村独自の基準で厳選をした米です。今年は3名の生産者が「コシヒカリ」と「福、笑い」で挑戦し、約5.5トンがあだたらの恵として認証されました。その中でも食味値88以上となったものは更に上位の「特等」として販売をします。
 
新田教授
               福島大学食農学類 学類長 新田洋司氏

 村産米を6年間分析調査した福島大学食農学類 学類長 新田洋司氏より、大玉村の米の特徴について「年次間の数値差が少なく高品質でおいしい米が安定的にとれる」との解説がありました。
 
生産者
                 あだたらの恵「特等」の生産者:武田藤男氏

 生産者を代表して出席した武田藤男さん(玉井字出新田)は、栽培で工夫した点について「水の管理には特に気を配った、今年は日中の高温が続いたので夜間に新鮮な水を入れ稲の温度を下げるよう心掛けた」と、おいしい米づくりに対する想いを語りました。

 販売元となる村農業振興公社 神野藤事務局長は「本日ご試食頂くあだたらの恵(特等)は、粒が大きく透き通った米、農家の想いが詰まった米です」と述べ、あらためて良質米であることを伝えました。
 
めめし
    左:しらいのりこ氏、右:脇屋友詞氏               あだたらの恵試食
                            (小鉢:しらすの香味醤、牛肉とごぼうのオイル佃煮)

 試食会では料理人:脇屋友詞氏、料理研究家:しらいのりこ氏が、それぞれ考案したあだたらの恵に合うご飯のお供(脇屋氏:しらすの香味醤、しらい氏:牛肉とごぼうのオイル佃煮)を提供しました。試食した方からは、「香りが高くツヤツヤとしている」「もっちりとした弾力があり甘みが感じられる」「粒が大きく粒揃いが良い」「甘みのあるすごく良い米」などの感想を頂きました。
 
受賞者
       表彰者4名に出席いただきました         最優秀賞:丹羽氏のあいさつ

 当日は名称公募(昨年10月~12月)の表彰も併せて行い、入賞者4名が出席されました。最優秀となった丹羽さん(愛知県)より「安達太良山の恵みを受けておいしくなり、全国に広がっていって欲しい」とあいさつをいただきました。
 
直売所
                  あだたらの里直売所での限定販売

 発表会翌日の17日・18日、あだたらの里直売所にて限定販売を行いました。新聞記事等で販売を楽しみにしていた方にお届けすることができました。
 
販売会
               10月19日の誕生記念販売会、食べ比べも実施

 また19日、おおたまうまいもの祭りでは、あだたらの恵の誕生記念販売会を行い、大玉産米との食べ比べ試食会や、誕生したばかりのあだたらの恵を抱っこしてもらい、ともにあだたらの恵の誕生を祝っていただきました。
 また、ふるさと納税のWebサイトにおいても返礼品として寄付の受付を開始しました。(10月17日より)
 
恵ちゃんを抱っこ
恵ちゃん抱っこ2
            恵ちゃんを抱っこしてくださった皆様、ありがとうございました!
このページの情報に関するお問い合わせ先
産業課 農政係TEL:0243-24-8107FAX:0243-48-3137