otama village

　大玉村おおたまむらは、東北本線とうほくほんせん本宮もとみや駅えきより西方せいほう4kmに位置いちし、行政ぎょうせい区域内くいきない人口じんこう約やく8,600人にんを擁ようする農業のうぎょうを主おもとする村むらです。地区ちく的てきには民家みんかの点在てんざいしている高こう地区ちく(安達あだち太郎たろう山麓さんろく)と、集落しゅうらくを形成けいせいしている低てい地区ちくの2つに分わけられます。
　低てい地区ちくにおいては、昭和しょうわ53年度ねんど創設そうせつ事業じぎょう認可にんかを得とく、計画けいかく人口じんこう4,970人日じんじつ最大さいだい1,119立方りっぽうメートル/日ひの簡易かんい水道すいどう事業じぎょうを行おこなってきました。
　平成へいせい元年がんねんには、高こう地区ちくにおける開発かいはつに伴ともなう水質すいしつの悪化あっかと、予測よそくされる水需要みずじゅようの増加ぞうかに対たいするため、計画けいかく目標もくひょう年次ねんじ平成へいせい10年ねん、計画けいかく給水きゅうすい人口じんこう8,200人にん計画けいかく1日にち最大さいだい給水量きゅうすいりょう3,500立方りっぽうメートルの第だい1次じ拡張かくちょう事業じぎょうを起おこしました。しかし、使用量しようりょうの増加ぞうかと各かく水源すいげんの枯渇こかつ現象げんしょう、又また、集落しゅうらく的てきな人口増じんこうぞうにより、水圧すいあつ、水量すいりょうが不足ふそくする区域くいきが現あらわれ、全般的ぜんぱんてきに基本きほん計画けいかくを見直みなおし、平成へいせい12年度ねんど、計画けいかく目標もくひょう年次ねんじ26年ねん、人口じんこう1万人まんにん、日ひ最大さいだい給水量きゅうすいりょう4,600立方りっぽうメートル、本宮町ほんぐうちょう岩根いわね地区ちくの一部いちぶを編入へんにゅうとした第だい2次じ拡張かくちょう変更へんこう認可にんかを得えて、第だい5水源すいげん高だか区く第だい3配水池はいすいちを確保かくほしました。此これに伴ともない配水はいすい加圧かあつポンプ場じょうを廃止はいしし、現在げんざい、自然しぜん流下りゅうか方式ほうしきとしております。

1. 昭和しょうわ53年度ねんど創設そうせつ認可にんか、3カか年ねん工期こうき、昭和しょうわ56年ねん5月がつ6目もく給水きゅうすい開始かいし
2. 昭和しょうわ59年度ねんど第だい1水源すいげんに除のけ鉄てつ、除のけマンガン装置そうちを設置せっちし、浄水じょうすい過程かてい変更へんこう
3. 昭和しょうわ62年度ねんど第だい3水源すいげんの確保かくほ(浅あさ井戸いど)と各かく水源すいげんの揚水ようすい負担ふたんの軽減けいげんを計はかる変更へんこう
4. 平成へいせい元年度がんねんど第だい4水源すいげんの確保かくほ(湧水ゆうすい)第だい1次じ区域くいきの拡張かくちょうに伴ともなう変更へんこう(上水道じょうすいどう)
5. 平成へいせい2年ねん4月がつ1日にち地方ちほう公営こうえい企業きぎょう法適用ほうてきよう
6. 平成へいせい12年度ねんど第だい5水源すいげんの確保かくほ(深井戸ふかいど)第だい2次じ区域くいきの拡張かくちょうに伴ともなう変更へんこう
7. 平成へいせい13年ねん6月がつ第だい1水源すいげん1号ごう井い、イオウ、臭気しゅうきにより、平成へいせい13年ねん10月がつ、2号ごう井い、ヒひ素そ検出けんしゅつのため、水道すいどう法ほう第だい4条じょうにより取水しゅすい停止ていし