千葉清美さん(神奈川県から移住)

2005年、神奈川県から大玉村に移住された千葉さんにお話を聞きました。千葉さんは大好きなソフトクリームで福島を元気にしたいという思いで、2019年、二本松市内にソフトクリーム製造販売の会社を起業されました。大玉村産の生乳を使ったソフトクリーム「きよミルク」は、添加物を一切使用せず、子どもからお年寄りまで多くの人から人気を集めています。
(インタビュー 2021年2月)

移住のきっかけは何ですか

主人の転職で神奈川県から引っ越してきました。県外に住むのは初めてでしたので、最初はとても不安でしたが、空気、水、食べ物が美味しく、周りの人が温かいことに感動し、永住を決めました。

暮らしてみての感想は

四季折々の季節を感じられる自然の中で、毎日美しい田園風景に癒されています。都会にはない宝物に囲まれて暮らしていると、心が穏やかになります。

今のお仕事やライフワークを教えてください

2年前に、ソフトクリーム製造販売の会社を立ち上げ、忙しくも楽しい毎日を過ごしています。地元産の生乳を使用して、無添加のソフトクリームで地域を盛り上げたいと奮闘しています。
震災以降、福島県では酪農をやめる人や耕作放棄地が増えてしまいました。美しい田園風景をなんとか残したいという思いがあり、大好きなソフトクリームを作ることで若い人に酪農に興味を持ってほしいと考えたのがきっかけです。
会社はほとんど1人でやっているため、正直言って大変なことが多くありますが、喜んでくれるお客様の顔を見るのがやりがいとなっています。

移住を検討されている方へメッセージをお願いします

福島県には宝物がたくさんあります。そして、可能性もあります。人が温かく、食べ物が美味しくて、とても住みやすいところです。まずは来てみて、その魅力を体感してください!!
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