【佳作】大切な言葉 玉井小学校4年 江坂日花
大切な言葉
玉井小学校4年 江坂日花
わたしは、友だちとけんかをした時、すぐに「ごめんね。」と言えなくて、何日もいっしょに遊べなくて悲しい思いをしたことがあります。その時、「ごめんね。」という言葉が大切だということに気付きました。あの時は、けんかをしたばかりで、「ごめんね。」と言っても、仲直りをしてもらえないと思っていて言えませんでした。その後も、あやまるチャンスはあったけれど、相手の友だちが他の友だちと遊んでいてあやまることができませんでした。何日も遊べない日が続きました。勇気を出して言おうとしても、なぜか友だちの前に出るということができませんでした。けっきょく、友だちにあやまらないままになってしまいました。今は、仲良く遊ぶことができていますが、もっと早く、「ごめんね。」の言葉を伝えていたら、気持ちよく仲直りができたと思います。だから、自分が悪かったと分かった時は、勇気を出して、「ごめんね。」と言えるようにしたいと思っています。
弟とも、同じようなことがありました。ゲームをどっちが先にするかでけんかをした時のことです。ゲームの取り合いをした後、弟と何日もゲームをしたり、いっしょに遊んだりしなかったのです。このときは、わたしと弟の両方が悪かったのですが、おたがいあやまることができませんでした。わたしは、弟に自分が「ごめんね。」と言っても、また、ゲームの取り合いになるからあやまらないと思っていました。それに、ゲームをひとりじめして遊びたいと思っていたのです。でも、一人でゲームが遊んでいると、なんとなくつまらなくなってきました。二人で遊んでいたときの方楽しかったと思うようになったのです。いつまでも仲直りできないわたしたちを見て、お母さんが、「二人とも同時にあやまりなさい。」と言ってくれました。お母さんは、わたしたちに仲直りをするきっかけを作ってくれました。
けんかをしてしまうことは、これからもあると思います。でも、そんな時「ごめんね。」という言葉を勇気を出して伝えることが大切なんだと思います。友だちや家族と仲良くなる言葉には、「いっしょに遊ぼう。」や「まぜて。」や「いいよ。」など、やさしい言葉がたくさんあります。わたしは、これからは、勇気を出して自分から声をかけて、毎日楽しくすごせるようにしたいと思います。
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