【佳作】勇気をもらえた 玉井小学校4年 河原くるみ
勇気をもらえた
玉井小学校4年 河原みなみ
「みなみちゃん、だいじょうぶだよ。」図工の時間のことでした。木をテーマにした絵の作品をかき進めるうちにどうしても自信をもてなくてまよっていたのです。色や木の形は、べつの方がよかったのかなあとか、色彩は他の色を選んだ方がよかったかなあとか、暗い気持ちになっていました。
「わたし、自信がないんだ。」とつい友達に言ってしまいました。元気がなく、暗い顔をしていたと思います。そしたら友達は、にこにこしながら、「みなみちゃん、だいじょうぶだよ。葉っぱの色使いがとってもいいよ。わたしより上手だから。」と言ってくれたのです。その言葉を聞いて、わたしの事を気にしていてくれていたんだなとおどろきました。気に入らなくて投げ出してしまいそうで、自信をなくしていたわたしは、その言葉にとてもはげまされました。心が軽くなり、勇気をくれる友達がいてくれてとてもうれしかったです。
友達の言葉にやる気がたくさん出てきて、とうとう緑がいっぱいの木の絵を完成させることができました。作品は、友達に勇気とやる気をもらったからできたと思います。図工の時間、友達も自分の絵をいしょうけんめいかいているとちゅうでした。自分のことだけではなく、自分いがいのわたしの絵の事をとても大切に思ってくれていたのです。あの一言がわたしを幸せにしてくれたと思いました。
わたしは、その言葉にとてもはげまされました。少しでもいやな気持ちや苦しい気持ちやつらい気持ちをかかえていたり、自信がなさそうにしたりしている友達や家族がいたら相手をはげます言葉をかけて、勇気を出させてあげたいと思うようになりました。
この間、こんなことがありました。算数のかけ算の筆者の勉強をしていた時、友達がやり方が分からなくてこまっていたのです。
「みなみちゃん、筆算のやり方を教えて。」をその子が聞いてきたので、友達が分かりやすいようにかんたんに教えてあげました。そしたら、「なるほど、よくわかった。」と言って、とてもうれしそうにわらってくれました。私が言った説明でなっとくしてくれる友達がいて、とてもよかったです。また、こまっている人がいたらやさしく教えてあげたいです。
これからも、まわりの人をはげませる自分になりたいと思います。
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