【佳作】 よりよい大玉村を目指して 玉井小学校5年 佐久間一陽
よりよい大玉村を目指して
玉井小学校5年 佐久間一陽
豊かな自然と心優しい村の人々。ぼくは、生まれ育った大玉村のことが大好きです。大玉村に住んでいるみんなが、いつも笑顔で、幸せにくらしていくために、大切なことはどんなことなのでしょうか。ぼくは、三つのことが大切だと思います。
一つ目は、友達を大切にすることです。時には、けんかをしてしまうこともあるけれど、友達といっしょに絵を描いたり、遊んだりしている時間が大好きです。ほかにも、友達がいると、いいことがあります。それは、友達と協力することで、いつも以上の力が出せるところです。ぼくには、こんな経験があります。ぼくは、算数の計算は得意だけど、文章を書くことが苦手です。何を書いていいのか分からず固まってしまうことがあります。そんな時、となりの席の女の子は、やさしく書き方を教えてくれます。反対に、となりの席の女の子は計算が苦手です。だから、算数の時間には、一つ一つ説明しながら問題の解き方を教えます。おたがいに苦手なことを、得意なことで助け合うことで、いつも以上の力を出すことができます。
二つ目は、あいさつをすることです。ぼくは、もともとあいさつをすることが得意ではありませんでした。「あいさつが返ってこなかったらどうしよう」「知らない人に話しかけてもいいのかな」と思うとなかなか自分からあいさつができませんでした。そんなぼくを変えてくれたのは、友達でした。登校班で大きな声であいさつをしている友達の姿を見て、勇気がわいてきたぼくは、自分からあいさつをしてみることにしました。「おはようございます。」すると、地域の人も、「おはようございます。」と笑顔で返してくれました。その時、気持ちがずっとすっきりしました。その後、うれしさがこみあげてきました。あいさつをすることで、地域の人や、友達、先生に元気を与えることができることを知ったぼくは、それから大きな声であいさつをするようにしています。
三つ目は、お年寄りのお手伝いをすることです。おじいちゃんとおばあちゃんといっしょにくらしています。おじいちゃんは、いつも身体が痛いと言っています。また、少し転んだだけでも、大きなけがにつながることがあるそうです。だから家では、進んでお手伝いをするようにしています。おじいちゃんも、ぼくがこわしたおもちゃを直してくれたり、一緒に遊んでくれたりします。ぼくは、おじいちゃんとおばあちゃんのことが大好きなのでいつまでも長生きしてほしいし、困っているお年寄りがいたら、荷物をもってあげたり、席をゆずってあげたりしたいです。
村のみんなが、笑顔で楽しく生活するためには、人と人が支え合い、協力し合うことが大切だと思います。みんなが生活しやすい大玉村になればいいなと思います。
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大玉村TEL:0243-48-3131FAX:0243-48-3137
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