【佳作】戦争をしないで 大山小学校5年 國分沙南
戦争をしないで
大山小学校5年 國分沙南
私は、戦争をする理由がなぜなのか分かりません。ある国とある国が争い合い、こうげきし合って命を落とし合う。ひとりひとりが親からもらった大切な命。一人ひとつの命。こんなに大切な命なのに、このような争いでなくしてしまうのは良くないと思います。
二〇二四年の四月十八日までにロシア軍の五万人以上もの兵士が亡くなり、二〇二四年二月二十六日までにウクライナ軍の三万人以上もの兵士が亡くなりました。
主な戦争の原因は、大きく分けて五つあります。
1つ目は「民族」です。民族のことなる人たちがその考え方のちがいから争いをおこすことがあります。
2つ目は「宗教」です。信じる宗教のことなる人たち、その考え方のちがいから争いをおこすことがあります。
3つ目は「資源」です。金やダイヤモンド、石油やウランなど、こう物資源が出る国ではそれをめぐった争いがおこることがあります。
4つ目は「政治」です。例えば、ひとりや少人数が政治をどくせんする「どくさいせいけん」が続いた時に住民がその政治に反対して国内の争い「内戦」をおこすことがあります。
5つ目は「りょう土」です。国同士がりょう土を主張する紛争がおこることがあります。私はこの中でも「資源」と「りょう土」について考えてみることにしました。まずは「資源」について考えてみました。いくら他の国で自分の国では得られないような物が取れるとしても、戦争をしてその国からうばおうというのは、良くないことだと思います。
次に「りょう土」について考えてみました。自分の国のりょう土を広くしたいからと言って、他の国と戦争し、自分の国にしようとするのは、相手の国の人も困ってしまうし、負けてしまった場合、自分の国からは何もかもなくなり、自分の国はメチャクチャになってしまいます。
この2つに共通して当てはまることは、「自分勝手さ」と「欲」です。そもそも、自分や相手の命をうばうけんりは、だれにもありません。たとえそれが大人でも、自分よりもっとずっとえらい人でも。たから戦争というものはたくさんの人の人けんを無くし、行っているものなのだなと思います。戦争で命を落とした方々は今までに、数え切れないほど、たくさんの人数です。この中には小さな子供や、産まれたばかりの赤ちゃんもいるかもしれません。この子たちはもっと人生を歩んでいくことができたはずです。こんなにたくさんの人が困っている。だからこそ、もう「戦争をしないで。」
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