【佳作】言葉の重さ 大山小学校4年 安斎美羽
言葉の重さ
大山小学校4年 安斎美羽
私は日ごろ、家族といろいろな話をします。その日学校であったことやお姉ちゃんと遊んだこと、テレビでみたことなどをたくさん話します。時には、人との付き合いかたやどういう言葉が相手をきずつけるかなどのまじめな話もします。3人で意見を出し合って、どうしたらお友達や周りの人と仲良くできるか考えたりもします。
先日、テレビを見ていると芸能人がSNSで悪口を言ってしまい、芸能活動を休止しているというニュースをやっていました。SNSで良い事を言っている人に対して、ひどい言葉を返していました。たとえ本人はふざけ半分だったとしても、言われた方はどう思うでしょう。その言葉は人の命を軽く見ている発言でした。もし、このことで深くきずついて言われた側の人が自分で命をたつようなことになってしまったら、この言った方の人はどのように責任をとるのでしょう。
調べてみると、今の世の中ではSNSのひぼうちゅうしょうで自殺をしてしまう人が多くいることが分かりました。だれかが何気なく言ったひどい言葉できずついている人がたくさんいるとわかっていながらも、どうしてこういったことがなくならないのでしょう。
私は、似たようなことを実際に感じたことがあります。たいていの人は目上の人やあまり親しくない人に対して丁ねいな言葉を使いますが、親しい人や家族に対して親しいからという理由でひどい言葉を言う人がいます。「近い関係なのだからこのくらい言っても平気だろう」と思ってしまうのだと思います。けれど、ひどい言葉を言われて平気な人などいません。言ってきた人に対して強く反ろんできないだけです。悪意のあるひどい言葉は心に深くつきささり、一生とれないきずになるでしょう。強く言えない人ほど、その言葉にどんどん追いこまれていきます。
私は、その言葉が全て良いもの、思いやりのあるものになれば良いなと思います。相手のことを思いやって、やさしい言葉だけになればきずつく人もへり、みんなが仲良くできると思います。
私は、まずは自分から変わりたいです。言葉は人をきずつける刃物にもなりますが、自分が発する言葉は相手に良いえいきょうをあたえられるものでありたいです。そして、あたたかい言葉でまわりの人を大事にして、笑顔であふれるようにしたいです。私も良い言葉を中心に、輪がどんどん広がることを目標にしながら生活していきたいと思います。
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