【佳作】「直売所へ行こう」 大山小学校3年 小澤 遥

【佳 作】
「直売所へ行こう」
大山小学校 3年 小澤 遥
 
 ぼくの住む大玉村には「あだたらの里直売所」があります。「直売所」とは、野さいを作る生さん者が、野さいを持ってきて、はん売する所です。あだたらの里直売所では、1年でおよそ2億5千万円の売り上げがあったそうです。そのように売り上げがあった理由を考えてみました。
 1つ目は、売られている野菜が全部、新せんだからではないかと考えました。なぜ新せんかというと、毎朝、とれたての野菜を生さん者の方が直売所に持ってくるからです。直売所に来ている生さん者のかたは、300人くらいいるそうです。生さん者のみなさんが1年を通して多くのしゅるいの野さいを作って持ってきます。
 売られている物には、すべて、作った人と出荷日がわかるシールがついています。だれが、いつ作ったものかよくわかり、安心して食べることができます。
 2つ目は、直売所においてある野さいが、たくさんあるからだと思います。年間を通して千しゅるいほどの野さいや食べ物がおいてあるそうです。生さん者の遠藤さんに話を聞くことがありました。遠藤さんは、
「36しゅるいの野さいを作っています。」
と言っていてその多さにおどろきました。直売所には、農家のみなさんの写真がかざってあります。作っている野菜もたくさん写っています。そして、たくさんの農家のみなさんは、みんなえがおで写っていることが心にのこりました。
 3つめは、野さいのねだんが安いからです。生さん者の方が、直せつ直売所に持ってきてはん売するので、ねだんが安くなります。
 直売所の見学に行って、たくさんの生さん者の方に会うことができました。そこで少し心配になったことがありました。ほとんどの方がおじいさんやおばあさんで、若い大人の人が少なかったことです。農家の方の高れい化が問題になっていると聞いたことがあります。農業は天こうに左右されたり、重い物を運んだりして大変な仕事です。大玉村のおいしい野さいを、これから若い人がひきついていかなければならないんだなと思いました。
 大玉村の直売所の野さい、お米はとてもおいしいです。食べ物のおいしさは、大玉村の自まんの1つです。ぜひ、たくさんの人に直売所にいって、野さいを食べてほしいです。
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