【佳作】 「農業の工夫や苦ろう」 玉井小学校3年 小沼怜華

【佳 作】
「農業の工夫や苦ろう」
玉井小学校 3年 小沼 怜華
 
 わたしのおじいちゃんとおばあちゃんは、お米や野さいを作る農家です。だから、おいしいお米や新せんな野さいを毎日食べて、わたしは育ってきました。時どき、わたしも仕事の手伝いをします。そのときに、おじいちゃんたちから、「おいしい農作物を作るためには、たくさんの苦ろうや工夫があるんだよ。」と聞いていました。
 今年の冬休みは、ネギの出荷の手伝いをしました。畑からネギをぬくときは、手ぶくろをして土をほって、きずをつけないように根っこからていねいにしゅうかくします。次に、ネギの外がわの皮をむくのですが、手でやるときずがつくので、強い風がでるきかいを使って1本ずつ作業をします。「シュッ。」と大きな音がしてネギの皮が「ミリミリミリッ。」と音をたててあっという間にはがされます。おじいちゃんがきかいで皮をむいて、すぐにおばあちゃんに手わたします。おばあちゃんはそれをもらって、さらに皮をむくかそのまま出荷するかはんだんします。すぐにどうするか決めることができてすごいなあと思いました。きれいになったネギは、野さいせん用のテープでたばねます。わたしは、それにねだんのシールをはる手伝いをしました。ネギは太いものを市場に出します。お手伝いをしておじいちゃんたちがネギを買ってくれるお客さんのことを思ってていねいに仕事をしていることを知りました。作業をしていると細いネギもあるので、それは、市場などに出さないで自分の家で食べるようにしています。おじいちゃんたちがいっしょうけんめい作ったネギだから、細くてもおいしいです。きゅう食で食べる野さいなども、きっと大事に育てられたものだから、のこさず食べるようにしたいと思うようになりました。
 市場に野さいを出すときは、朝早く起きてじゅんびをして運びます。いそがしいときは、朝からずっと2人で仕事をすることもあります。でも、たくさんの人においしくて栄養のある野さいやお米をとどける仕事はすてきだなと思います。今は、少しだけだけれど、大きくなったら、きかいを使ったり、フォークリフトを運転したりする仕事を手伝ってみたいです。おじいちゃんたちから教えてもらって、もっとお米や野さいのことにくわしくなっていつか、わたしもお米や野さいを作ってみたいです。
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