【佳作】 「日本の宝、米を後世へ」 大玉中学校1年 一ノ瀬優花
【佳 作】
米を作るには長い月日と手間がかかります。たくさんの人が関わって作られた米には1粒1粒に作り手の気持ちが込もっていると思います。私の祖父は米作りをしていましたが、5年前に他界しました。当時祖父は、
「美味しい米を作るには時間と労力がいる。」
と言っていました。実際よく腰や背中を痛めていたのを覚えています。機械を使っていたとしても、乗りこなすには体力がいるのでとても大変なことだと思います。
最近見たテレビで海外と日本の農業の差について報道していました。日本は、1枚1枚が狭い面積の田や畑が多く、そこを高齢の方が未だに手で耕すことがあります。それに対し、アメリカや中国では、広大な土地を最先端の大きな機械を利用し少人数で耕しています。農業の規模が全然違うのです。
さらに、日本は少子高齢化が進んでいます。祖父が亡くなった後、家族が手伝っていましたが、80代の祖母1人では手におえなくなりました。そうして、後継者がおらず、農業が小規模となり、管理されなくなった田や畑が荒れ地になってしまいます。また、日本の美味しい米や野菜が消え、外国からの輸入にたよりっきりの国になってしまうかもしれません。日本の農業を支えている方はほとんどが高齢の方のため、体調をくずしたり、けがをしたりしてしまうとすぐには治りません。そして高齢の方が農業をできなくなると、その分の負担が20代から40代の若い人にかかり、今よりさらに少人数で米や野菜を作っていかなくてはならなくなってしまいます。そうなると、日本の食料自給率はどんどん下がっていってしまうと思います。このままでは、日本の農業から米作りがなくなるおそれがあるのではないでしょうか。
土地や気候に合わせて、たくさんの人が関わって作られた日本の米はとても価値のあるものです。薬品を使わずとも、品種改良をし、米の良さを最大限に引き出しています。さらに良い米をたくさんの人に届けたいという思いのもと、農業にたずさわる姿勢が素晴らしいと思います。
今、日本の農業には、深刻な少子高齢化や農業従事者の不足など様々な問題があります。その1つ1つの問題を解決していかなければなりません。農業を活気付けるためには、若い世代がどんどん引っ張っていく必要があります。日本の米作りという大切な文化を私たちが後世へと受け継いでいきたいです。
「日本の宝、米を後世へ」
大玉中学校 1年 一ノ瀬 優花
私は、米が昔から大好きです。ほかほかの炊きたての白米を食べるととても幸せになります。米の良さはそれだけではありません。米を作るには長い月日と手間がかかります。たくさんの人が関わって作られた米には1粒1粒に作り手の気持ちが込もっていると思います。私の祖父は米作りをしていましたが、5年前に他界しました。当時祖父は、
「美味しい米を作るには時間と労力がいる。」
と言っていました。実際よく腰や背中を痛めていたのを覚えています。機械を使っていたとしても、乗りこなすには体力がいるのでとても大変なことだと思います。
最近見たテレビで海外と日本の農業の差について報道していました。日本は、1枚1枚が狭い面積の田や畑が多く、そこを高齢の方が未だに手で耕すことがあります。それに対し、アメリカや中国では、広大な土地を最先端の大きな機械を利用し少人数で耕しています。農業の規模が全然違うのです。
さらに、日本は少子高齢化が進んでいます。祖父が亡くなった後、家族が手伝っていましたが、80代の祖母1人では手におえなくなりました。そうして、後継者がおらず、農業が小規模となり、管理されなくなった田や畑が荒れ地になってしまいます。また、日本の美味しい米や野菜が消え、外国からの輸入にたよりっきりの国になってしまうかもしれません。日本の農業を支えている方はほとんどが高齢の方のため、体調をくずしたり、けがをしたりしてしまうとすぐには治りません。そして高齢の方が農業をできなくなると、その分の負担が20代から40代の若い人にかかり、今よりさらに少人数で米や野菜を作っていかなくてはならなくなってしまいます。そうなると、日本の食料自給率はどんどん下がっていってしまうと思います。このままでは、日本の農業から米作りがなくなるおそれがあるのではないでしょうか。
土地や気候に合わせて、たくさんの人が関わって作られた日本の米はとても価値のあるものです。薬品を使わずとも、品種改良をし、米の良さを最大限に引き出しています。さらに良い米をたくさんの人に届けたいという思いのもと、農業にたずさわる姿勢が素晴らしいと思います。
今、日本の農業には、深刻な少子高齢化や農業従事者の不足など様々な問題があります。その1つ1つの問題を解決していかなければなりません。農業を活気付けるためには、若い世代がどんどん引っ張っていく必要があります。日本の米作りという大切な文化を私たちが後世へと受け継いでいきたいです。
このページの情報に関するお問い合わせ先
産業課農政係TEL:0243-24-8107FAX:0243-48-4448
産業課農政係TEL:0243-24-8107FAX:0243-48-4448