【佳作】「お父さんとにんじんのたねまき」玉井小学校2年 押山智哉
【佳 作】
「智哉、手つだって。」
くるしそうなお父さんの声が、遠くで聞こえたので行ってみると、お父さんがすごいりょうのにんじんをもっていました。あわててはこぶのを手つだいました。
ある休みの日に、お父さんとはたけに出かけたときのことでした。ぼくは少しだけ手つだうつもりで行きましたが、それでおわりではありませんでした。
「つぎは、たねをうえるぞ。」
「えっ。」
お父さんは、たくさんのにんじんをおいたあと、たくさんのにんじんのたねをもってきました。しかたがないので、手つだおうとしましたが、うえかたが分かりません。
「あなをあけたら、そこにたねを入れて。」
お父さんに、教えてもらいましたが、むずかしくて、お父さんに手つだってもらいながらやりました。1れつがおわったと思ったら、まだまだ何れつものこっていて、
「えっ、まだまだあるじゃん。」
と言ったら、お父さんが、
「これ、いつもお父さん1人でやっているんだよ。」
と教えてくれました。だから、がんばってお父さんといっしょにうえつづけました。
3れつのこったけれど、くらくなったので、家にもどることにしました。ぼくもお父さんも土だらけだったので、
「おそいし、土だらけじゃない。」
と、お母さんに言われてしまいました。ぼくはすぐにおふろに入りました。でも、お父さんは、にんじんりょうりを作りはじめました。
朝から、にんじんをほって、たねをうえて、りょうりをしたお父さんはすごいと思いました。大へんだったけれど、お父さんとすごした一日を思い出し、つぎも少しだけ手つだおうかな、とおふろに入りながら思いました。
「お父さんとにんじんのたねまき」
玉井小学校 2年 押山 智哉
「智哉、手つだって。」
くるしそうなお父さんの声が、遠くで聞こえたので行ってみると、お父さんがすごいりょうのにんじんをもっていました。あわててはこぶのを手つだいました。
ある休みの日に、お父さんとはたけに出かけたときのことでした。ぼくは少しだけ手つだうつもりで行きましたが、それでおわりではありませんでした。
「つぎは、たねをうえるぞ。」
「えっ。」
お父さんは、たくさんのにんじんをおいたあと、たくさんのにんじんのたねをもってきました。しかたがないので、手つだおうとしましたが、うえかたが分かりません。
「あなをあけたら、そこにたねを入れて。」
お父さんに、教えてもらいましたが、むずかしくて、お父さんに手つだってもらいながらやりました。1れつがおわったと思ったら、まだまだ何れつものこっていて、
「えっ、まだまだあるじゃん。」
と言ったら、お父さんが、
「これ、いつもお父さん1人でやっているんだよ。」
と教えてくれました。だから、がんばってお父さんといっしょにうえつづけました。
3れつのこったけれど、くらくなったので、家にもどることにしました。ぼくもお父さんも土だらけだったので、
「おそいし、土だらけじゃない。」
と、お母さんに言われてしまいました。ぼくはすぐにおふろに入りました。でも、お父さんは、にんじんりょうりを作りはじめました。
朝から、にんじんをほって、たねをうえて、りょうりをしたお父さんはすごいと思いました。大へんだったけれど、お父さんとすごした一日を思い出し、つぎも少しだけ手つだおうかな、とおふろに入りながら思いました。
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産業課 農政係TEL:0243-24-8107FAX:0243-48-3137
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