【優秀賞】「じいちゃんとほったじゃがいも」玉井小学校3年 福内徠之助

【優秀賞】
「じいちゃんとほったじゃがいも」
玉井小学校 3年 福内 徠之助

 夏休みにじいちゃんに
「じゃがいもほりに行くか。」
と聞かれたので、ぼくと弟は
「行く、行く。」
と答えました。それから軍手とぼうし、スコップなどを用意して、じいちゃんの軽トラに乗って、じゃがいもができている「むけえの畑」という畑に行きました。
 最初はじゃがいものほり方が分かりませんでした。だからじいちゃんとばあちゃんのことを見ました。「そうやるのか」とやり方が分かりました。でもまちがって若いじゃがいもをほってしまったら、すごく小さくてかわいいじゃがいもがなっていました。なれてくると、
 大きいじゃがいもが出てきました。じいちゃんとばあちゃんのほったじゃがいもよりももっと大きくて、ほった中で1番くらい大きいじゃがいもです。足みたいな形のじゃがいももほれました。大人の足くらいの大きさでした。じゃがいもほりは、とてもおもしろいなと思いました。でも弟はと中で
「つかれた。腹へった。」
と言って軽トラで休んでしまいました。声がしないなと思って見に行ってみると、つかれてねていました。でも、ぼくはつかれてもねなかったです。どんどんほっていくと、手がしびれたり、暑くてあせをたくさんかいたりしました。だけど、じいちゃんもばあちゃんもがんばっているので、つらいのを乗りこえてじゃがいもをほりつづけました。すると、じいちゃんもばあちゃんも、すごくニコニコしてよろこんでくれました。
 夜にお母さんが、ほったばかりのじゃがいもを使って、カレーライスを作ってくれました。ぼくはもうおなかがペコペコでした。だから3ばい食べました。ものすごくうまかったです。やっぱり自分であせを流しながら、がんばってほったじゃがいもは1番うまいなと思いました。次の日にはポテトサラダも作ってくれました。これもたくさん食べました。ぼくは食べながら、農業っておなかもへるし、おいしい野菜なども食べられるし、すごくいいお仕事だと思いました。じいちゃんもばあちゃんも年をとってきて、だんだんこしもいたくなってきているので、ぼくもすこしずつ手伝いをしていきたいと思います。
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