象目田稲荷神社

 本揃地区の鎮守様で氏子11軒が守り祀っている。旧暦の8月24日が祭礼日で、安達太良神社の神主様に祝詞を上げてもらいその後「なおらい」を催す。「なおらい」は、氏子が集まって宴を開く事をいい、この宿は氏子達の間で持ち回りで担当し、当番になった家では神社へのお供え物も用意する。
 稲荷神社は明治31年火災によって焼失したが、翌32年には拝殿、33年に本殿を建築した。彫刻が見事な本殿である。

稲荷神社にまつわる話

旧藩主丹羽公の家老丹羽八郎右衛門は、主君の鷹を借りて雉狩りをしていたが、この地にきたところで鷹を見失ってしまった。八方手を尽くして探したが見つからず、困り果てて、当社に詣で祈願した。するとある夜「鷹は社木のこずえにいるので捕らえるべし。」という夢を見た。早速行ってみると確かに鷹がいたので家老は大いに喜び、神のお力によるものと感謝し、ここに神殿を奉納するよう藩主に願い出た。そして、領内一般からも寄付金を募りついに一社を建築した。藩主丹羽公は毎年ここを参拝し、後嘉永6年(1853年)宮拝殿を建築した。

所在地

福島県安達郡大玉村大山字狐森
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