十楽じゅうらくいんのカヤ(みどり文化財ぶんかざい)、馬頭観音ばとうかんのん

十楽じゅうらくいん」について

 むかし毎夜まいや地中ちちゅうより不思議ふしぎひかりはっし、里人さとびとすき(すき)でってみるとなかからうつくしい顔立かおだちの観音様かんのんさまてきた。じゅうらくいんしょうする修験者しゅげんしゃが、観音堂かんのんどうつくりこれを鎮座ちんざしたことからじゅう(十)らくいんがついたとう。りだしたときすき傷跡きずあといまのこる。むら指定してい文化財ぶんかざい
 「ある農夫のうふうまれてこのあたり(現在げんざい玉井たまのいあざ的場まとば付近ふきん)まであるいてきたところ、きゅううまがひざまずいてうごかなくなった。不思議ふしぎおもった農夫のうふはたけこしてみたら、この観音様かんのんさまてきた。それで、ここの観音様かんのんさま馬頭観音ばとうかんのんさまになった。」という伝説でんせつもある。
 このぞう馬頭観音ばとうかんのんといわれているが、左手ひだりて下方しもがたはちすくき一部いちぶのこっている。このぞう印相いんそうは、左手ひだりて蓮華れんげ右手みぎてだい一・二指頭しとうじるもので、聖観音しょうかんのんのものである。しかし、宝冠ほうかんには宝瓶ほうびょうをつけており、勢至菩薩せいしぼさつともみられる。(『企画展きかくてん 中通なかどおりの仏像ぶつぞう』より)

十楽じゅうらくいんのカヤ(みどり文化財ぶんかざい)

 本院ほんいんのある馬喰ばくろうない一帯いったいは、弥生式やよいしき土師器はじき時代じだい遺跡いせきであり、隣接地りんせつち大畑おおはたとそのきた200メートルのところにも古代こだい寺跡てらあとがあり、布目ぬのめがわらなど出土しゅつどするのをみても、この寺院じいん創立そうりつ非常ひじょうふるいものとおもわれる。
所在地しょざいち     : 大玉村おおたまむら玉井たまのいあざ馬喰ばくろない
所有者しょゆうしゃ管理者かんりしゃ): 十楽じゅうらくいん
樹齢じゅれい      : 250ねん
樹高じゅこう      : 18.8メートル
胸高むなだか周囲しゅうい    : 290センチメートル
科名かめい      : イチイ
樹種じゅしゅ      : カヤ
詳細しょうさいは、指定してい文化財ぶんかざい紹介しょうかいページをごらんください。

馬頭観音ばとうかんのん

 むかし毎夜まいや地中ちちゅうより不思議ふしぎひかりはっし、里人さとびとすきってるとなかからうつくしい顔立かおだちの観音様かんのんさまてきた。
 これを十楽じゅうらくいんしょうする修験者しゅげんしゃ観音堂かんのんどうつく鎮座ちんざしたことからいたという。(したときすき傷跡きずあといまのこる。)
詳細しょうさいは、指定してい文化財ぶんかざい紹介しょうかいページをごらんください。

所在地しょざいち

福島県ふくしまけん安達郡あだちぐん大玉村おおたまむら玉井たまのいあざ馬喰ばくろない
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