八坂神社やさかじんじゃとアカマツ(みどり文化財ぶんかざい)

八坂神社やさかじんじゃ

 京都きょうと八坂神社やさかじんじゃ勧進かんじんした、古式こしき建築けんちく神社じんじゃ農業のうぎょう病害虫びょうがいちゅうけのかみとして、たてまつられている。
 祭礼さいれいは、旧暦きゅうれきの2がつ15にちと8がつ15にちで、氏子うじこ玉井たまいの5一部いちぶと6、7、8ぞくし、各区かくく代表だいひょうとして総代そうだい一名いちめい社寺しゃじ係数けいすうめいめ、祭礼さいれい準備じゅんび運営うんえいたる。祭礼さいれい日当にっとうは、総代そうだい社寺しゃじかかり神社じんじゃ境内けいだいあつまり、神前こうざき新米しんまいをはじめやまさちうみさち神酒しんしゅそなえ、神官しんかん(安達太良あだたら神社じんじゃ神主かんぬし)が祝詞のりと奏上そうじょうする。特徴的とくちょうてきなのは、氏子うじこ各家かくけ一軒いっけんにつき一合いちごう赤飯せきはん供出きょうしゅつするならわしがあることで、各区かくく総代そうだいがそれぞれあつめてきて神社じんじゃにおそなえする。これをおにぎりにして、おまいりに人達ひとたち振舞ふるまうため、お年寄としよりや子供達こどもたちにぎわう。われば、世話人せわにんがかわるがわる神前こうざきさかきげて拝礼はいれいする。このあと豚汁とんじるなどのご馳走ちそうつく社務所しゃむしょにおいて神前こうざきそなえたお神酒みき祝酒いわいざけわす。これを「なおらい」または「なおかい」という。農事のうじやすんで、一日いちにちごすのが、一般的いっぱんてきならわしであったが、近年きんねんでは祭礼さいれいちか日曜日にちようびおこなわれるようになった。
大正たいしょう15ねん建立こんりゅうされた石造せきぞう鳥居とりい
悠久ゆうきゅうときかんじさせる松林まつばやし参道さんどう

八坂神社やさかじんじゃのアカマツ(みどり文化財ぶんかざい

 境内けいだい数多かずおおくそびえ赤松あかまつ並木なみきおごそかな雰囲気ふんいきかもし、神社じんじゃ裏手うらてにあるアカマツととも昭和しょうわ58ねん福島県ふくしまけんみどり文化財ぶんかざい指定していされた。
 近年きんねん松喰まつくむしによる被害ひがい増大ぞうだいしており、維持いじ管理かんり注意ちゅういはらわれている。

八坂神社やさかじんじゃのアカマツ

推定すいてい樹齢じゅれい : 300~350ねん
樹高じゅこう   : 18.4メートル
まわり  : 4.5メートル
みきまわり  : 3.8メートル

昭和しょうわ58ねん2がつ
福島県ふくしまけんみどり文化財ぶんかざい指定していされた枝垂しだまつ

八坂神社やさかじんじゃすぎ

推定すいてい樹齢じゅれい : 200~250ねん
樹高じゅこう   : 24.1メートル
まわり  : 4.7メートル
みきまわり  : 3.45メートル
むかし落雷らくらいによってついたとわれているきずがある。

所在地しょざいち

福島県ふくしまけん安達郡あだちぐん大玉村おおたまむら玉井たまのいあざ天王下てんのうした
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大玉村おおたまむら 電話番号でんわばんごう 0243-48-3131 FAX 0243-48-3137