神原かんばら神社じんじゃ十二神楽かぐら

 大山おおやま地区ちくには古代こだい豪族ごうぞく居住きょじゅうしていたことから、由緒ゆいしょある神社じんじゃかんがえられる。また、この神社じんじゃには源義家みなもとのよしいえ戦捷せんしょう(せんしょう)祈願きがん伝承でんしょうがある。
 六しゃ大名だいみょうかみまつ神社じんじゃで、地元じもとでは「六しゃさま」のながしたしまれてきた。社殿しゃでん文政ぶんせい年間ねんかん改築かいちくされたものであるが、当時とうじは「安産あんざんまもじん」として近郷きんごうからの参拝者さんぱいしゃおおかったようである。明治めいじになり「神原かんばら神社じんじゃ」と改称かいしょうした。
 祭日さいじつは、はるはなってまつる4がつ17にちと、あき稲穂いなほをもってまつる9がつ17にちであったが、近年きんねんは4がつと10がつ第三だいさん日曜日にちようびおこなわれる。
 まつりの当日とうじつは、氏子うじこ総代そうだいである世話人せわにん神社じんじゃ境内けいだいあつまり、神前こうざき新米しんまいをはじめ、やまさち(野菜類やさいるい)、うみさち(魚類ぎょるい)、神酒しんしゅそなえ、神官しんかん祝詞のりと奏上そうじょうし、その総代そうだい次々つぎつぎ礼拝れいはいする。社殿しゃでんにおいては古式こしきゆかしくかなでられるらくおとわせて「十二神楽かぐら」が五穀豊穣ごこくほうじょうねがって奉納ほうのうされる。これは「神原かんばら神社じんじゃ十二神楽かぐら」としてむら無形むけい民俗みんぞく文化財ぶんかざい指定していされている。神楽かぐらは「出雲いずもながれ神楽かぐら」で、この神社じんじゃ伝来でんらいした時期じきあきらかでないが、天保てんぽう年間ねんかんにはすで現在げんざい郡山市こおりやまし熱海町高玉あたみまちたかたまから伝来でんらいしていたものとかんがえられる。

さかきまい

由緒ゆいしょある神原かんばら神社じんじゃ

由緒ある神原田神社
神原かんばら神社じんじゃについては、下記かきページぺーじもごらんください。

五人ごにんまい

神原田神社十二神楽 五人舞

おうぎまい

天狗舞てんぐまい

神原田神社十二神楽 天狗舞

伝統でんとう芸能げいのう学習がくしゅう継承けいしょう事業じぎょう

 むら指定してい無形むけい民俗みんぞく芸能げいのうである「神原かんばら神社じんじゃ十二神楽かぐら」が、後継者こうけいしゃ不在ふざいにより伝統でんとう芸能げいのう途絶とだえてしまうことを危惧きぐする保存会ほぞんかいむら教育きょういく委員会いいんかい協力きょうりょくし、地元じもと大山おおやま小学校しょうがっこう授業じゅぎょうでこの神楽かぐら歴史れきしまいまなび、学習がくしゅう発表会はっぴょうかいむらイベントいべんとなど成果せいか発表はっぴょうすることにより伝統でんとう芸能げいのう継承けいしょうしようとはじまった事業じぎょうで、平成へいせい27年度ねんど、「福島県ふくしまけん地域ちいき創生そうせい総合そうごう支援しえん事業じぎょうサポートさぽーと事業じぎょう)」の補助ほじょにより実現じつげんすることができました。
 この様子ようす映像化えいぞうかしたものをひろ全国ぜんこく皆様みなさまっていただくため、ホームページほーむぺーじじょう紹介しょうかいします。

所在地しょざいち

大玉村おおたまむら大山だいせんしゃやま14
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