【佳作】言葉の大切さ 大山小学校4年 佐藤玲久

言葉の大切さ
大山小学校四年 佐藤 玲久
 ぼくは、三年生の十一月にサッカーのスポーツ少年だんに入りました。そこで、相手の言葉やしたことについて考えたことがあります。
初めて練習にさんかしたとき、転んで足首をひねってしまいました。そのときに、
「大じょうぶ。」
とコーチや友達から声をかけてもらいました。とてもうれしかったです。
 また、大事な場面でシュートをはずしてしまい、みんなにあやまろうとしたとき
「おしいよ。」
「まだ次があるよ。」
と、ぼくより先に声をかけてくれました。次こそぜっ対にシュートを決める、という気持ちになりました。そして、ぼくも友達がシュートをはずしてしまったときに、声をかけてあげたいと思いました。
 休み時間に友達がミスをして落ちこんでいたときがありました。ぼくは、はげましてあげようと思ったけれど、何と声をかければいいのか分からなくて、声をかけてはげましてあげることができませんでした。前にはげまされたことがあったけど、実さいに声をかけるのはむずかしいことが分かりました。
 練習試合をしているときに、いやなこともありました。相手が服をひっぱって動けないようにしたり、くつで足をふんできたりしました。ぼくは、なぜそんなことをするんだろう。自分がやられたらいやじゃないのだろうか。そんなサッカーをしていて楽しいのだろうか、と思いました。ぼくだったらそんなことをしたくないし、されたくもないのでぜっ対にやめてほしいと思いました。
 また、試合中に相手のチーム同しで言い争いをしているチームもありました。相手をきずつけるような言い方ではなく、やさしい言葉をかけてあげればいいのになと思いました。
 ぼくは、サッカーの練習や試合をして自分がされたり、言われてうれしかったことを友達にもしてあげたいと思いました。そうすれば、おたがいに気持ちよくサッカーができると思いました。それに、らんぼうなやり方やきつい言い方は、言われた相手をいやな気持ちにさせると分かりました。ぼくは、サッカーが好きなので、楽しくサッカーができるように相手の気持ちを考えてサッカーをしたいと思います。これからは、相手がうれしい気持ちになるような言葉をかけていきたいです。
 また、サッカーの時だけでなく、学校で友達と遊ぶときや授業でグループになって話し合うときにも、言葉を選ぶことが大切だと思いました。つい、友達にはじょうだんで言ってしまいますが、友達がいやな気持ちにならないように、よく考えて言葉をかけていきたいと思いました。
 ぼくは、サッカーをならって、言葉の大切さに気づきました。仲間や友達を大切にして、自分がされたり言われたりしたらいやなことはしないように気をつけたいと思います。