【優秀賞】みんながえ顔でいるために 玉井小学校4年 渡邉雄大

みんながえ顔でいるために
玉井小学校4年 渡邉 雄大
 ぼくは、学校でいつも楽しく友だちと話をしたり、遊んだりしています。友だちとたくさん話をして、いっぱいわらいます。
 でも、今までに何回か友だちの言葉でいやな気持ちになって、おこったりないてしまったりしたことがあります。それは、今でもはっきりおぼえています。
 友だちと話していると、急にちがう友だちが、
「じゃまだから、どけよ。バカ。」
と言ってきました。何もしていないのに、何でバカと言われたのか聞くと、
「じゃまだったから。」
と言われて友だちは、どこかへ行きました。その時、ぼくは、すごくいやな気持ちになり、その友だちのことがきらいになりました。でもその友だちは、時間がたつと、言ったことをおぼえてなくて、
「いっしょに遊ぼう。」
とさそってきました。
 言葉一つで、いやな気持ちになったりおこりたくなったりします。しかし、いやな言葉を言った友達は覚えていないくらいなんとも思っていません。言葉はとても考えて言わないと相手をきずつけたり、心にいやな気持ちがのこったりするんだなあと思いました。
 でも、言葉ではげまされる事もあります。
 ぼくは、バスケットボールをやっていますが、ディフェンスで体の大きい選手にぶつかり、転んでボールを取られゴールを決められて負けてしまいました。その時ぼくは、自分のせいで負けてしまったと落ちこみました。でも、チームメイトが、
「次があるよ。ぼくらみんなでがんばろう。」
と言ってくれました。その言葉で次こそがんばって勝とうと思えました。
 学校で失敗をした時も友達に、
「気にしなくて、大じょうぶだよ。」
と言われた時は、自分を分かってくれる人がいるんだなあと思いました。
 言葉一つでうれしくなったり、がんばろうと思ったりすることがあると思いました。
 ぼくは、これらのけいけんから、言葉で人をあたたかくしたり、暗くしたりするので、友達にいつもわらってすごしてもらうため、言葉を大切にしていきたいと思いました。その他には、言葉で人をえ顔にできるように、よく考えて話せるような人になりたいと思っています。例えば、教室に一人きりでいる友達に、
「いっしょに遊ぼう。」
と自分から進んで声かけてあげたいです。これから、言葉で人をえ顔にできるようにがんばっていきたいです。