【佳作】 一言の大切さ

玉井小学校 6年 次藤 里妃
 
 私は、以前ある映画を見ました。その映画の中で一番心に残っているシーンがあります。それは、山でそうなんした小学生たちがけんかをして、主人公がそのけんかをとめるところです。
 二人の男の子がけんかをしてある悪口を言おうとした時、主人公の男の子が、
「そこまでだ。これ以上言ったら相手を傷つけることになるぞ。転んでけがをした傷は治っても悪 口で心に負った傷は、自分も相手も一生残る傷になるかもしれないんだぞ。」
と言いました。
 私は、そのシーンを見た時に頭の中にお兄ちゃんとの口げんかを思い出しま
した。それまでは、何も考えずにたくさんの暴言をはいていました。自分のこ
としか考えていなかったのかもしれません。それに、お兄ちゃんなんてどうな
ってもいいと思ったかもしれません。その時お兄ちゃんは、とても傷ついて今
でも残っているかもしれません。そんなことを頭の中でずっと言っているよう
に思えました。そして、その時のことをとても後悔しました。「なんであんな
ことを言ったのだろう。言わなければよかった。」とそんなことが頭の中をよ
ぎっていきます。
 それから、家に帰ってからもずっとそのことを考えていました。もしかした
ら、知らないうちに友達、家族、親せきの人達にひどいことを言っていたかも
しれない。それできらわれていたら・・・。そんなことがたくさん思いうかび
ました。
 それから、私は、家族にあることを聞きました。それは、私が知らないうち
に家族にひどいことを言って傷つけていないかということです。それを聞いた
中で一番残っている言葉は、お母さんの言葉です。お母さんは、
「傷ついたことは、何度もあるよ。でも、お母さんもよく思い出してみると、
 里妃に悪いことを言っていたよね。だから、お母さんも悪かったんだよ。」
と言ってくれました。でも私は、お母さんが気を使っているとしか思えませんでした。だから、心をこめてお母さんに、
「ごめんなさい。」
とあやまりました。するとお母さんが、
「いいよ。」
とやさしく言ってくれました。とてもうれしかったです。
 私は、映画を見たことをきっかけにして変わったと思います。つい、カッと
なって暴言をはいてしまったこともありましたが、自分自身、相手のことをよ
く考えて、傷つけることは言わない努力ができるようになりました。
 先日、担任の先生が、
「一秒で人を幸せにする言葉もあるし、一秒で人を不幸にする言葉もある
よ。」
と話していました。私は、言葉の力は、すごいと思いました。そして私は、人を幸せにする言葉を使って後悔のないようにしたいです。
 
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