【優秀賞】 自分を大切に、相手を大切に

玉井小学校 5年 伊藤 佳乃
 
 今、このしゅん間にも、世界中のどこかの国では戦争が起こっている。
 もしも、この日本で戦争が起こってしまったら、いったいどうなってしまうのだろう。
 大切な家族、大切な友達、大切なたくさんの命が一しゅんにしてうばわれてしまうかもしれない。もちろん、自分の命もうばわれてしまうかもしれない。戦争のおそろしさを考えていると、むねが苦しくなってくる。
 正直、大切な人を失うつらさはわたしには計り知れない。それは、幸いにもわたしは未だ大事な人をなくした経験がないからだ。
 一つの命が消えたとき、それを悲しむ人はいったい何人いるだろうか。また、大切な人をなくした時、そのきずがいえるには、いったいどれくらいの時間が必要だろうか。
 命はかけがえのないものだ。
 先日、わたしは、北朝鮮と韓国との間で、戦争が起きる可能性があるというニュースを見た。
 わたしは、戦争は絶対に起きて欲しくないと強く思う。それは、だれもが戦争の犠牲になるべきではないと考えるからだ。
 どうして、戦争が起きてしまうのだろうか。どうして、大切な命を平気でうばうことができてしまうのだろうか。
 戦争はまちがいなく多くの人の命をうばってしまう。
 たとえ、命が助かったとしても、多くの人の心の中に大きなきずを残してしまう。
 戦争は、人が人として生きる全ての権利を一しゅんにしてうばってしまう。
 今年は、戦後七十年ということで、テレビではたくさんの番組が放送されていた。わたしの中で、一つの番組が印象に残った。
 その番組では、戦争でうばわれる命、戦争の残こくさが表現されていた。戦争に参加した人の中には、命は助かったもののけがをしてしまった人たちがいた。国のため、死を覚悟して戦争に参加した人々の姿はとってもりっぱに見えた。
 しかし、どんな理由であろうと、戦争は起きてはいけないと思う。
 どんな理由があったとしても、それがだれかをきずつけたりだれかの命をきずつけたりしてもよいという理由には絶対にならない。
 わたしたちはだれもが、人間として人間らしく生きる権利をもっている。
 それを一しゅんにしてうばってしまう戦争は絶対に起こってはいけない。
 わたしたちは、たくさんの人と関わりながら生きている。だから、どんな時も自分のことだけでなく、相手もことも考えて生活する必要がある。
 わたしたち一人一人が、自分を大切にしようと思う気持ち、相手を大切にしようとする気持ちをもてたとき、戦争はなくなると思う。
 一日も早く、戦争がなくなり、世界がたくさんのやさしさにつつまれ、平和になることを心から願う。
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