【優秀賞】 思いやる気持ち

大玉中学校 1年 矢吹 穂香良
 
 私は、道徳の授業で「プライバシーの権利」について、学習しました。プライバシーという言葉を私は初めて聞きました。どんなことだか何も分かりませんでした。先生が、
「プライバシーというのは、自分のことについて知られたくない情報は口に出したり、他人にばらしたりしてはいけないんだ。」
と言ったことを聞いて私はこんなことを思い出しました。
 私には兄弟がいません。小学生の頃友達に、
「ねぇ一人っ子だよね。かわいそう。」
と言われたことがあります。その時はとても悲しかったです。その日の夜は、思い出しさらに心にささりました。一人っ子だから何が悪いのと思いましたが、その時は何も言い返せませんでした。
 最近テレビで親が子供を育てられず、虐待してしまうと事件が増えているというのを見ました。このように子供に愛情をそそげず、傷つけてしまうのだから、一人に愛情をそそいでもらっているということは幸せなんだということに改めて気付きました。みんなの親にも、子供の気持ちを理解してもらわないといけないと思います。
 また、プライバシーは、日常生活の中でつい起きてしまう「いじめ」にも関係していると思います。なぜなら、いじめというものは言われてほしくない、やられてほしくないことをからかってやってしまうからです。いじめは、安易な気持ちや間違った認識から発生してしまいます。何かがきっかけでやってしまうことは、何かの原因があると思うのです。まず、自分は友達に何かきずつくことはしていないか。考えてみると良いと思います。少しでも心当たりがあった場合には、今度の接し方を見直し、謝ってみれば、自分も相手もすっきりするはずです。
 そして「いじめ」は言葉や暴力で起きてしまうことが多いです。たった一言で相手を傷つけてしまい、言われた相手は一生覚えています。友達、先生、大人の方と話すときは、いつでも、発言が相手を傷つけないかを考えれば、笑顔で楽しく接することができます。
 どんなときでも人々が気持ち良く生活できるように一人一人が相手を思いやる気持ちが大切だと思いました。
 私が家族で旅行に出かけたとき、バスを利用しました。バスに乗ると大勢の人が乗っていて、つり革を使用しました。私が立っていた前の席は、優先席でした。優先席には、高齢者が座っていましたが一人分の席が空いていました。次の停留所に停車すると、若い男性と八~九十代くらいのおばあさんが乗りました。その男性は、空いている優先席に座ってしまいました。おばあさんは、空いていたつり革をにぎっていました。
 私は、あの男性はここが優先席だと分かっていて座ったのか。しかっり考えてほしいと思いました。その後男性は、スマートフォンに目を向けて夢中になっていました。
 優先席は、障害者の方や妊婦さん、乳幼児連れ、高齢者の方などの着席を優先する席です。そのような方は、本当に立っているだけで疲れてしまいます。乳幼児連れの方は、子供が泣いてしまって迷惑をかけないかとても不安になると思います。
 元気な私たちにできることは、「思いやり」をもって相手をゆずるさりげない行動です。たった一つの行動で相手にとってうれしい出来事です。
 だから、公共の交通機関を利用するときは優先席でなくてもゆずれるような広い心をもってたくさんの方と接していきたいです。
 最近、子供でも持っているスマートフォンでの事件が増えています。スマートフォンはたくさんの機能があり便利な部分もありますが、その中に備えられている「ライン」での問題が多発していることをニュースで耳にしました。私は、携帯を持っていないので、あまり分かりませんが、やっている友達がクラスにもいます。既読したか表示されるところがあり、確認ができるそうです。その表示が問題で友だちとの仲が悪くなってしまいました。
 ニュースでも、メールなどが原因で悲しい思いをし、自ら命をおとしてしまったという事件を何度か見ました。友達の悪口を書きこんだり、見られたくない写真を送ったりなど、友達のいやがる行為をしたからだそうです。そんな行為によって相手の未来を暗くしてしまうのです。
 私は、中学生になり、たくさんのことを経験しました。その中で相手を思いやる、大切にすることがどれだけ大切なのかを改めて感じました。これからさらに経験を積み重ね、すべての人々が平等で明るく毎日が楽しいと思えるように、自分ができることを少しずつ続けていきたいです。
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