【佳作】すごくいい勇気 

玉井小学校 4学年 渡邉 ひめ乃 
 
 みなさんは、だれかに、勇気をあたえたり、勇気をもらったりしたけいけんはありませんか。私は、すごく勇気をもらったことがあります。
 それは、じゅ業中なかなか手をあげられなかった時です。私は、あまりじゅ業中手をあげられません。だから算数の時間は、答えがあっているのか分からなくてとても不安です。だから、いつも、いつも、頭の中は「えーこれ、あっているのかな・・・まちがえたらどうしよう。」という気持ちでいっぱいでした。それで手があげられないまま、他の人がさされて私がずっと考えていた答えがあっていた時は、すごく、くやしい気持ちでいっぱいになりました。
 そのまま、時間がすぎて、後になって、「あーあ、あの時、手をあげればよかったな。」とすごくすごく後かいをしていました。
 次の日に、勇気を出して手をあげてみたら答えとは、少しちがうことを言ってしまいました。それで、とてもはずかしくなってすごく不安になりました。手をあげるのもいやになって、頭は真っ白になりました。
 それで、あまり手をあげることがなくなったので自分だけじゅ業に参加していないみたいでした。私はとてもそのことがいやになりました。二年生のころは、自分から進んで手をあげていたのに、中学年になった三年生から、じゅ業中手をあげられなくなりました。
 けれど、三年生のクラスがえで、私みたいに、あんまりじゅ業中手をあげられない人がいたので少しだけ、ひと安心しました。そのおかげで、また二年生のころみたく自分から進んで手をあげてみました。少しきんちょうしたけど、みんなえ顔で、はく手をしてくれたのですごく、すごく、心がほっとしました。とても、うれしかったです。このけいけんによって私はすごく勇気をもらいました。でも、もっとすごく勇気をもらったけいけんがあります。それは、となりの席の人からもらった勇気です。
 ある日のことでした。まだ、私が勇気をもてずなやんでた時です。その時は、あまり自信がなくて、いつも「これであっているのかな。」とすごく不安でした。それで、となりの席の人に聞いてみたら、
「いいんじゃない。」
「まちがえても大じょうぶだよ」
私は、この言葉にすくわれました。どうしてかというと、やさしい言葉づかいで、すごく、すごく、うれしかったからです。
 そのおかげで、まだなれては、いないけれど、手をあげられるようになりました。私は、勇気をくれた友達に、とても感しゃしています。そして今度は、私自身が、以前の私のように、手をあげたいのに、自信がなくて手をあげられないでいる友達をすくっていきたいです。そのためにも、友達の声には、しっかりと耳をかたむけたり、勇気づけたりしていきたいと思います。
 

 
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