【優秀賞】障害のある方の気持ちになって 

大山小学校 6学年 後藤 優那 
 
 私は総合的な学習の時間に「福祉」について学習しています。学習を進める中で障がいや障がいのある方に興味を持ちました。私はこの学習で、足の不自由な人と目の不自由な人へのサポートについて調べました。足の不自由な人は、リハビリや薬をつけての歩行訓練があり、とても大変だと思いました。でもそれがサポートにつながっていると知りました。目が不自由な人へのサポートは様々な場所で積極的に声をかけてあげることが大切だと分かりました。
 私は以前、「ヘレン・ケラー」の伝記を読みました。ヘレンは、見えない、聞こえない、話せないという三つの障がいを持っていました。一つの障がいを持っていても大変なのに、ヘレンは三つも障がいを持っています。普通の人なら、このような障がいは乗り越えられないと思われます。しかしヘレンは、少しずつ、指文字や言葉の練習などをしたり、水やカップの感触を感じ取る練習をしたりしました。これにより、コミュニケーションの取り方が分かるようになって、以前は話すことができなかった友達とも指文字で話せるようになりました。さらにヘレンは努力を続け、大学を卒業したとも言われています。一部の人からは、
「奇跡だ。」
と言われていますが、私は、全てヘレンの努力が実を結んだのだと思います。そうでなくては、ここまでできません。私はこの話にとても驚き、障がいのある方に対する考え方が変わりました。
 私は、障がいのある方々はとても生活が不便で、とても大変だと思います。だからこそ私は、障がいのある方々の気持ちになって、生活を送っていきたいと思います。もっと積極的に話しかけたり、接したりしたいです。障がいのある方々へのサポートや接し方を、インターネットや本で調べて、いつでも実行できるようにしたいです。また、介護士やガイドヘルパーの方から学ぶことも大切です。これらの方々は、いつでも障がいのある方々の気持ちになって、どんなときでも笑顔で接しています。とてもすごいことだと私は思います。笑顔で話したり、接したりすると、障がいのある方も安心するはずです。私も障がいのある方々に笑顔で話しかけたり、接したりすることを心がけたいです。これからは、障がいのある方々の気持ちになり、どんな時でも手をさしのべていきたいです。そして、私も障がいのある方々の力になりたいです。

 
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