【特選】「たったひとつの命」を大切に

玉井小学校 5学年 武田 栞奈 
 
 最近、ニュースや新聞、インターネットなどでよく、希望のある命を亡くしてしまうというニュースを耳にします。
私よりも小さい子で、まだまだこれからの夢があり、希望がある子がこの世を去ってしまうという悲しい出来事も多くあります。私はその中でも、二つのニュースが特に心に残っています。
「お願い。ゆるして。何でもするから、ごめんなさい。」
 一つ目は、親からのぎゃくたいで亡くなってしまったという話です。朝四時に起きてひらがなの練習をさせられ、できなければ手を出されてしまう。このようなひさんな話は、私の人生で初めて耳にしました。なぜ、こんなに幼い命がうばわれてしまうのだろう。なぜ、自分の子どもを愛してあげなかったのだろう。このような思いが、ニュースを聞くたびにくり返し思い出されます。
 二つ目は、いじめによる自殺の話です。LINEやSNS、メールなどによる、友達同士でのトラブルが原因です。『自分には悪気がなくて、面白半分・遊び半分で友達に言ってしまった、たった一言の言葉が、友達の心を傷つけ、だれにも話すことができないまま、自殺にまで追いこまれてしまった。』このように、テレビのアナウンサーが言っていました。
 私はこの話を聞いたとき、たとえ悪気が無くても、言われた本人は、思っている以上に傷つくものだと思いました。ほんの小さな口げんかでも、自殺に追い込まれてしまうこともあると感じました。
 私もケンカをすることがたくさんあります。その時、つい言葉づかいが悪くなってしまうこともありました。でも私は、このニュースを聞いて、自分の言葉の使い方を、今まで以上に考えるようになりました。
 私は、『ケンカをしていてもしていなくても、相手が傷つく言葉は言わない。相手が喜ぶような言葉を言おう。そして、おたがいにモヤモヤする気持ちが無くなるような言葉づかいをしよう。』と決めました。マイナスの言葉ではなく、プラスの言葉を多く言えるようにします。
 これまでの他の話にも、悲しい出来事はまだまだたくさんあります。「たった一つの命」それは、一人に二つはない、とても大切なものです。一度失ってしまえば、二度と戻ってはこないのです。それだけ大切なものをなくそうとする人が減っていけばいいと思います。そして「たった一つの命」がどれだけ大切なものなのか、また「たった一つの命」が一つ欠けたら、どれだけの人が悲しむのかということが、まずは近所の人へ、村へ、県へ、そして全国へと広がっていき、「たった一つの命」について考える社会ができていけばよいと思っています。
 だって、「たった一つの大切な命」は、一人だけのものではなく、全国、全世界の人々の宝物なのだから。

 
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