【優秀賞】人権とはなにか 

大玉中学校 1学年 角田 きらら 
 
 人権とは何か、私はよく分かりませんでしたが、「一人ひとりに必ずあり、全ての人が幸せになれる権利」「すべての人がかけがえのない人間として暮らせる権利」など様々な言い方があると思います。人権を大切にするとか、人権を守ると言うことは日頃からよく考えて気をつけていないと、知らない間に他人の人権を傷つけてしまったという事になると思いました。
 ほとんどの人が使用し持っているスマホのラインやエスエヌエスは便利で簡単な機械ですが、時になにげない文章が人を深く傷つけてしまう機械である事を知りました。私はスマホを持っていないのでラインやエスエヌエスは友達からその友達と拡散して自分の知らないたくさんの人が見る事ができ、世界中の人と繫がってしまう事にとても驚き怖くなりました。学校から帰ると、スマホを開き自分の気持ちを投稿したり友達グループとラインをする中で、友達の悪口を投稿し一日何百件もの悪口が書き込まれ続けるそうです。悪口からいじめに変わり、いじめられた人は家に帰ってからも一日中、いじめ続けられるのです。それは、「すべての人が、かけがえのない人間として暮らせる権利」という人権が侵害されてしまうのです。
 このように悪口を言っている人に対して、「それは、いけない事だよ」といえる勇気が私にはありませんでした。いけない事だと言ってしまえば、今度は自分がいじめられるのではないかという不安と、言えない弱い自分も、いじめる側にいるのではという罪悪感と、とても複雑な気持ちになりました。自分は、何もしていないつもりでも何も言えない自分も、その人の人権を侵害している事になると思いました。何か言葉を話す時、ネットに書き込む時、相手の気持ちになり、自分だったらどう感じるか、ほんの少しの勇気を持つ事や、「いけない」と言えるほんの少しの勇気を持つ事で、少しずついじめはなくなるのではないかと思いました。そして、相手と自分の人権を守る事につながると思いました。
 私は、この夏休みにけがをして病院に入院をしました。病院には、生まれながらに体が不自由な人や、事故や病気で体が不自由になってしまった人、高齢で自分の足では歩けない人など、それぞれ違う障害を持ちながら、生活をしている人にたくさん出会いました。
 今回、人権について学ぶ事で、このような体や心に障害がある人に対して、心ない言葉や視線、人間としての尊厳を傷つけるような態度差別など、障害のある人の人権を侵害するような出来事がたくさんある事を知りました。病院の中では、車椅子の人や体が不自由な人が自由に移動できるように、段差をなくし、手すりが付けられていました。目が不自由な人には、わかりやすい様にエレベーターの中には、点字が付いていました。廊下を歩く人は、体が不自由な人に道を優先している姿を見かけました。一方では、外に出ると、歩道には段差があり、車椅子の人や目の不自由な人は自由に移動する事ができない場所ばかりでした。「障害のある人も地域の中で普通の暮らしができ、障害のある人を含む全ての人々にとって住みよい平等な社会」というノーマライゼーションの考えも、すべての人が幸せになれる権利の一つだという事を学ぶ事ができました。
 私は入院生活で体が不自由な人が困っていたら、勇気を出して声を掛けて、助けてあげたいと思いました。また、体が不自由ではあるが、困った状態ではない時には見守り自然に接する事が、障害のある人の人権を尊重することになると思いました。
 今回人権とは何かについて、学び考え、自分の言葉や態度が、誰かを傷つけていないかよく考え、相手の心に寄り添い理解し合う努力をする事で、いじめや偏見、差別がなくなり人権を守る事につながると思いました。そして、たくさんの人が同じ心を持つ事で全ての人が幸せに暮らせる社会になれたらいいなと思いました。
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