【佳作】みんなちがうけど、みんな一緒 

玉井小学校 5学年 笹山 千尋 
 
 「一人一人はいろとりどり、同じじゃないからおもしろい」
 これは、私の妹が大好きな「とり」という歌の歌詞の一部です。妹は、この歌をよく口ずさんでいて、私もこの歌が大好きになりました。鳥というと、空を飛ぶ生きものとだれもが考えるけれど、この歌にはダチョウやペンギンといった、つばさはあっても飛べない鳥が出てきます。その鳥たちは飛べない分、ちがう特ちょうや特技があります。ダチョウは人間でも追いつけないくらいとても速いスピードで走れます。ペンギンは、水の中をとても速く泳ぐことができます。ニワトリは、鳴き声に特ちょうがあって歌が上手な鳥です。この「とり」という歌から、私は、「みんなちがうけれどみんな素晴らしいよ。みんなちがうけれど、同じ鳥の仲間だよ。」というメッセージを感じました。
 私たち人間も、それと同じだと思うのです。例えば私のクラスで考えてみると、走るのがとても速い友達、授業でいつも手を挙げて発表している友達、給食をいつも残さず食べる友達、絵をかくのがとても上手な友達など、「すごいな」と感心してしまう仲間がたくさんいます。友達にはできて自分ができなくても、私にはほかに「できる」とむねを張って言える特技を持っています。だから、一人ひとりをよく見つめて、その人の良いところを見つけること、その良さに気付くことが大切だと私は考えます。
 「人権」という言葉の意味を、私は今まであまり考えたことがありませんでした。でもこのことについて深く考えたとき、私はテレビで初めて見たパラリンピックのことを思い出しました。パラリンピックでは、体に障がいを持つ人たちが、私たちよりも速いタイムで走ったり、泳いだりしていました。一緒に見ていたお父さんが、
「この選手たちは、体が不自由なせいでいろんな人達から差別を受けていたそうだよ。でも、そのことに負けないで自分ができることを一生けん命やったから、障がいのない人達よりもずっとすごい選手になることができたんだよ。」
と、教えてくれました。それを聞いて私は、すごいと思いました。体が不自由なことを短所とせず、特ちょうの一つとしているんだなと思ったからです。このことを通して私は、自分とちがうところがある人達がいること、その人たちがそれぞれの目標に向かって今を一生懸命に生きていることは私とまったく同じだということに気付くことができました。
 私は、私のまわりにいてくれる家族や友達仲間たちが大好きです。いろいろな人がいて、みんなちがっているからこそおもしろいと思います。これから私は、そんなみんなの良いところをたくさん見つけていきたいです。
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