【佳作】 「思いやり」の気持ち

大山小学校5年 佐々木 倖汰
 
 「それをやらない?」
 「それをやらない!」
 みなさんはこの言い方を聞いてどのように感じるでしょうか。その時その時の自分の感情や話をしている時の状況、気持ちの変化で相手のとらえ方はちがってきます。声の出し方でも変わってくると思います。
 ぼくは、どんなときも相手の気持ちを考えて生活することが大切だと思います。今までいろいろなことを経験しました。話し方一つで相手を楽しくさせたり、なやませたりすることがありました。意地悪をしているのではありません。しかし、相手が自分の話の受け取り方で変わってしまいました。話し方で、語尾が上がるか下がるかだけでも相手の話の受け取り方は変わってくると感じました。
 また、話しかけても返事をしてくれない友達。おそらく遊びなどに夢中になって、ぼくの声が聞こえなかったのかもしれません。でもやはりぼくは無視されたのかと感じてしまいました。よく考えると、自分もそうゆうことを知らず知らずのうちにしているのかもしれません。だからこそ、いつも相手の気持ちを考えていくことが大切だと思いました。別な言葉で表すと「思いやり」という言葉が一番当てはまるのかと思います。相手のことを考えてあげることや、相手を大切にすることも「思いやり」だと思います。
 以前、コマーシャルなどでも「思いやりを大切に」という言葉をたくさん聞いたことがありますが、じっさいにはどのようなことなのか、くわしく考えたことがありませんでした。
 「思いやり」とは、体の不自由な方の手助けをしたり、お年寄りの介ごを手伝ったりすることだけを考えてしまいがちでした。そして、今まで相手の気持ちや相手を大切にするなどとも思っていませんでした。
 ある日の道徳の時間、担任の先生から「長者の万灯より貧者の一灯」という話を聞きました。神社に向かう暗い道を照らすたくさんの明かり。それを何でもお金で解決する大金持ち。しかし、貧ぼう人は、自分の生活が苦しくてもコツコツと貯めたお金で、その道を照らそうと、心がこもった、たった一つの明かりの方が、みんなを一そう明るく照らしたというお話でした。
 真心がこもったことで、どんなに自分が苦しんでも、相手がよろこんでくれることで、幸せを感じることができることは本当にすごいことだと思います。相手を思いやる気持ちをもつことで、みんなが笑顔で過ごせる毎日があったらいいなと思います。
 ぼくも「思いやりの心」を大切にして、そんな貧者の一灯になれるようにこれからも生活していきたいと思います。
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