【優秀賞】 いじめのない世界に

玉井小学校6年 橋本 詩乃
 
 「いじめ」最近、ニュースなどでよく聞かれる言葉です。わたしは、いじめとはどのようなもののことを言うのか考えてみました。人の悪口を言うこと、友達を無視すること、暴力をふるうこと、特定の人のものをかくしたり、ぬすんだりすることなどがあるのかと思います。
 でも、考えていくうちに、一つ疑問が出てきました。人に暴力をふるったり、物をぬすんだりすると警察につかまってしまうのに、友達の悪口を言ったり、無視をしたりしてもつかまらないのはなぜかということです。
 人の体を傷つけたり、だれかのものを勝手に自分の物にしたりしてしまうのは、目に見える悪いことだから警察につかまるのでしょうか。悪口を言われたり、無視されたりした人の心が傷ついているのはだれにも見えません。見えないからばっすることができないのでしょうか。実は、ついた傷が目に見えないからこそ、絶対にしてはいけないことなのではないでしょうか。
 以前、わたしも、悪いと分かっていて、友達を無視したり悪口をいったりしてしまうことがありました。そんな時、わたしは、自分がいやになりました。自分が悪口を言われたり、無視されたりしたら、とてもいやな気分になるはずなのに。そう思うと、たくさんいるわたしの友達に対して、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。だから、それからは絶対にやってはいけないと心に決めています。
 最近、仲良く遊んでいたはずの友達に暴力を受けて亡くなった中学生のニュースをテレビで見ました。以前には、ずっと友達に無視され続けて、自殺してしまった人のニュースを見たことがあります。
 この二つの事件には、大きな違いがあります。一つ目の事件では、暴力をふるった人は警察にたいほされました。もう一つの事件では、自殺してしまった人を無視していた人はたいほされていないのです。大切な命がうばわれてしまったことに変わりはないはずなのに、どうしてでしょう。相手が死んでしまいたいと思うほど深く心に傷をつけたのなら、それは、たとえ目に見えなくても、暴力と一緒です。無視したり悪口を言ったりした人も、警察にたいほされてばつを受けなければいけないのではないでしょうか。
 わたしは、「いじめ」には重いも軽いもないと思います。特に、心に傷をつける無視や悪口は、自分からやめようと決めました。まず自分が気をつけていれば、周りの人も楽しく気持ちよく生活できるようになっていくと思います。
 わたしは、いじめのない幸せな世界をつくっていけるように、身近なところから変えていく努力をしたいです。
このページの情報に関するお問い合わせ先
政策推進課情報広報係TEL:0243-24-8098FAX:0243-48-3137