【優秀賞】 障害者と人権について
大玉中学校3年 青木 夏美
私はある
日、ふとこんなことを
思い
出しました。「
何故、
障害者と
健常者が
違う
人間だと
思う
人がいるのだろう」と。
私のいとこには
耳が
聞こえない
子がいます。もちろん
会話は
手話で
行います。しばらく
会っていませんが、
私と
同じ
年齢です。
彼女も
受験生。
私は
一緒にがんばりたいと
思いました。
彼女は
耳が
聞こえないだけであとはみんなと
同じです。だけどそれだけで
差別しようとする
人がいます。
私はそれが
不思議でたまりません。
身近に
障害者がいるから
思うことです。
私も
小さい
頃、
彼女と
普通に
言葉で
話したいなと
何回もありました。でもそれはできない。
手話は「ありがとう」しかできません。
本当に
彼女に
申し
訳ないと
思っています。ある
日、
私は
彼女と
遊んでいました。
普通に
話した
後、
私は
口では
伝わらないから
文字で
伝えようと
思いペンを
持ったところ、
彼女は
紙にペンで
返事を
返してくれました。
耳は
聞こえないはずなのに・・・。すると
彼女の
母は「
口の
動きを
見ているんだよ」と
教えてくれました。
彼女は
彼女なりの
努力をしているんだと
感じました。
この
世の
中には
必死になって
生きている
人がいるのにそれを
否定する
人がいます。
私はそういう
人がいるなんて
信じられません。だってこの
世界で
生きているのはみんな
同じ
人間だからです。この
夏、オリンピックがありました。
日本は41のメダルを
手に
入れて
本当に
感動しました。オリンピックの
次はパラリンピックがあります。
障害者が
行う
大会。
私はオリンピックもすごいと
思うけどパラリンピックの
方がすごいのではないかと
思います。
毎回私はパラリンピックで
日本人がメダルをとるたびにその
気持ちを
周りの
人に
話さずにはいられません。もし、
私が
障害者だったら
積極的に
行動せず
大人しくしています。そんな
考えをもつ
私と
変わって
私の
知る
障害者の
方は
明るい
人が
多いです。それでも
最初は
明るかったとは
限りません。そうとうの
苦労をしたと
思います。それを
乗り
越えてきたのだから
努力すれば
誰もが
大きな
壁は
乗り
越えられるのだなと
思いました。どの
努力知らずに、
障害者を
差別する
人に
私はいいたいです。「もし、
貴方が
障害者の
立場になったらどうするの。すぐにやろうとしても
挫折するというなら
障害者を
差別するな」と。
今年の24
時間テレビの
中のドラマとして
盲目のヨシノリ
先生の
物語を
見ました。やっぱり
大変なことだらけなんだと
思いました。でも、
大変なことを
乗り
越えれば、
明るい
未来が
必ずくると
感じました。
私は
小さなことでも
良いから
障害者の
方々の
力になりたいと
思いました。でも、
私が
手を
出したとしても
逆に
相手は
困ってしまうんではないかと
思いました。そしたら
何ができるのだろうと
考えました。
私が
考えたことはいくつかあります。1つは、
気をつかうのではなく、みんなと
同じように
接することです。
変に
気を
使うと
障害者の
人も
気持ちはあまりよくないはずです。ならば、いっそのこと
普通に
接することです。そうすれば
障害者も
気持ちは
良いと
思います。2つ
目は
笑顔でいること。
誰だって
嫌という
顔はあまり
良い
印象ではありません。もし、
障害者で
困っている
人がいるなら
笑顔で
対処すべきです。
面倒臭いという
顔をしながら
相手を
助けるのと
笑顔で
助けるのとは
全然気持ちは
違います。だから、
少しのことでも
良いので
障害者に
明るい
一歩を
踏み
出す
勇気を
分けあたえたいです。
このことを
書いていていとこの
彼女に
会ってまた
話したいなと
思いました。
関係ある
人も
関係ない
人も、
障害者も
同じ
人間、ただ
私たちとほんの
少しちがうだけ。これを
知ってもらいたいです。
私はオリンピックと
同様にパラリンピックに
出る
人たちを
応援します。そして、
障害者の
人たちと
普通に
生活して
笑い
合ったり
泣き
合ったりしていきたいと
思います。
障害者にも
生きる
権利を
持っているのです。どうか
忘れないでください。この
世の
中にいる
人たちは
生きる
権利をもっていることを。
私はこのことが
多くの
人に
伝わることを
祈っています。
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