【特選】自然教室で考えたこと

大山小学校5年 石井 茜
 
 九月四日から三日間、いわき海浜自然の家で、自然教室を行いました。学校では、一組二組と、クラスごとに分かれて学習をしているのですが、自然教室では、クラスの区別なく、二組の友達とも活動班を作りました。私は、いつも話をしたことのない二組の友達とも一緒に活動できるので、楽しみにしていました。
 一日目の砂の芸術では、砂を盛って班ごとにテーマを決めて何かを作る、という活動でした。作るときに二つの考えが出て、どちらを選ぼうか迷った末に、どちらの考えも取り入れて、「海と自然サイコー!」という作品を作りました。審査の結果、ユーモア賞をもらいました。
 二日目の活動では、オリエンテーリングを行いました。海浜自然の家はとても広く、問題のあるポイントを探すのは歩くだけで疲れてしまいました。早くポイントを見つけて、問題に答えなければ、高得点があげられないので、みんな走っていました。九十段くらいの階段を上るときに、班の一人が遅れてしまいました。私もつかれていましたが、先頭の人に何とかついていっていました。その時に、
「○君がおくれているから、ちょっと待っていてあげよう。」
とだれからともなく言って、そこでみんなで待っていました。そのため、少し時間をとってしまいました。二十点差で一位になれませんでしたが、班のメンバーみんなで最後まで活動することができました。
 また、こんなこともありました。学校では静かであまり話をすることのなかったY君が、動物の問題を一番に答えました。私は、誰もわからない問題を解くなんて物知りだなあ、と感心しました。
 私はこの三日間の自然教室で考えたことがあります。一つ目は、いろいろな意見がぶつかり合った時には、その一つ一つの意見を大事にしながら、良いところを取り上げて合せることも必要な時があるんだなあ、ということです。学級活動の話し合いの時に、意見がまとまらないと多数決で決めることもあります。でも、自分の考えをもって意見を出しているので、みんなで認め合うことも大切です。
 二つ目は、友達を見捨てないでみんなで助け合うということです。一人ひとり体力に違いがあるので、班のメンバーみんなで最後まで活動できたことは、一位になるよりも、意味のあることだと思います。
 三つ目は、自分のイメージで友達を見ていましたが、話をしたり一緒に活動してみると、その人の良さを見つけることができるんだなあということです。
 人は一人ひとり違います。お互いを知ることによって、良いところも悪いところも認めていくことが必要なのではないでしょうか。
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