【優秀賞】いじめをなくそう 

大山小学校4年 浅和 志穂
 
 「いじめ」についてテレビのニュースでよく見かけます。最近も男子が、同級生にいじめられて自さつしてしまったニュースを見ました。
 いじめはいけないことなのに、なぜこんなに悲しいことが続くのか、いじめをなくすにはどうしたらよいかを考えてみました。
 はじめに、いじめてしまう方を考えてみました。
 いじめが続くのは、まず、相手の気持ちになれないことが原因なのではないかと思います。自分がやられたらどんな気持ちになるのか、行動を起こす前に少しでも考えることができれば、今よりもいじめはへるのではないかと思いました。
 自分がいやだと思うことは、きっと相手もいやだと思うはずです。いやなことは誰に対してもしてはいけません。
 また、いじめてしまう人は、行動する前に、その行動がよいことなのか悪いことなのかを考えることも必要なのではないかと思います。やってよいこと悪いことのはんだんが、いじめを止めてくれるかもしれません。
 このように、ちょっとした考えで、いじめをふせぐことができると思うのです。相手の気持ちを考えることや自問自答してみることは難しいことではありません。
 次に、いじめられる方について考えました。
 いじめられると、心に大きなきずを残すことになるとニュースで聞きました。きずをおってしまったらどうすればよいのでしょう。私だったらまわりの人をたよると思います。友達や先生、家族に思い切って相だんをするとよいと思います。
 心にきずをおい、不安や苦しみが大きいとき、その人を大切に思っている人たちがきっと強い味方になり、心を軽くあたたかくしてくれると思います。どんなに苦しくても、自さつはいけません。
 私は、いじめをする方もいじめられる方も「命」についてよく考えるとよいのかもしれないと思います。命はかがやくためにあります。自分でみがいてかがやくこともあれば、誰かのおかげでかがやくこともあると思います。いじめでは、命はかがやきません。
 たった一つの命を大切にするために私ができることは、まわりでいじめがないかを見ることや、もし、いじめられている人がいたら、その人の話を聞くことくらいしかできません。でも、みんな一人一人がいじめに対して気をくばって注意していると、いじめは少しずつでもへっていくと私は思います。

 
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