【優秀賞】レッツ・チャレンジ 玉井小学校6年 本多 喬葉

レッツ・チャレンジ
玉井小学校6年 本多 喬葉
 
 私が所属している委員会はJRC委員会。JRCの意味は、気づき、考え、実行するという意味。今、私たちが実行している活動は、学校の各クラスを回り、あいさつをすること。クラスのみんなが返してくれる声の大きさで、どのクラスが一番大きく元気な声で返したかを放送する。この活動を私たちは、あいさつ運動と名付け、活動中。そんな私たちがつけているタスキはこう書いてある。
「あいさつでみんなつながろうトモダチ作戦」
 あいさつは人と人をつないでくれる。友達を作ってくれる。あいさつは、みんなつながる魔法。
 でも私は、この魔法はすぐに使えなかった。五年生の頃の私には、勇気がなかった。魔法を使うには、ほんのちょっとの勇気というものが必要。いつも朝、無言で教室に入ってしまう自分。緊張して話せない。おはようって言うだけなのに。
 あの日の夜のこと。母に相談した。この魔法を使ってみたい。使ったら今までの自分とどう変わるだろう。そう思った。母は、
「まず、おはようって友達に言いなさい。」
と言った。
 次の日、母に言われたとおり友達に言ってみた。
「お、おはよう。」
あっ、言えた。友達は、おはようって返してくれた。あれっ、なんかほっこりしてる。心も、体も。すがすがしい感じもする。こんなにあったかくて、すがすがしいの初めてだ。次の日も、その次の日も、一人、また一人とあいさつをする人が増えた。いつも気持ちいい。
 そんな時、六年生になって入った委員会がJRC委員会。私たちは、全校生がこんなすばらしい気持ちになってほしい。魔法を使ってほしい。そういう思いに気付き、各クラスを回ればいいんじゃないかと考え、今実行中なのである。
 私たちのあいさつやクラスみんなのあいさつは、お互いが聞き合っている。あいさつを交わすとお互いが気持ちよくなる。そう、お互いに魔法を使っている。あいさつでつながろうトモダチ作戦。この言葉を自分流に説明をすると、「魔法を使う私たちとその魔法にかかるクラスのみんな」。魔法にかかると、心がほっこり、すがすがしくなる。そんな感じ。
 あいさつっていいなと思う。だって、あいさつは人と人をつないでくれる。友達を作ってくれる。そして、みんながつながる。初めは、私のように、声がかけづらい人もいると思う。でも、レッツ、チャレンジ。一人でも多く声をかけてみる。そんな人たちが世界のみんなだったら、きっとみんながつながると思う。友達になれると思う。
「おはよう。」
あいさつは、世界をつなぐ、すてきな魔法だと私は考えている。