【優秀賞】助けたい気持ち 大山小学校4年 佐藤 悠道

助けたい気持ち
大山小学校4年 佐藤 悠道
 
 ぼくのじいちゃんは足がうまく動きません。いつも、見ていると歩きづらそうです。つえをつかって歩いているので、
「じいちゃん、はやく。」
と言っても速くは来ることができません。
 でも、じいちゃんはなりたくてなったのではなく、なぜか、だんだん足が悪くなってしまったのです。若いころは、この症状はなくて、牛を育てて牛乳を売ったり、米づくりのために田んぼを耕して苗を植え、秋になればかりとったりする仕事を気もち良くやっていたと思います。
 それが十年位前から、原因不明の筋肉がゆっくりとこわれていく病気になってしまいました。昔は、一人で何でも気もち良く仕事をしていたのに、今は何でもやりにくそうです。
 じいちゃんに今の気もちを聞くと「たいへん」とか、「残念」とか、くやしくて辛いことを言っていました。ぼくがじいちゃんだったら、「速く歩きたい」とか、「気もち良く仕事をしたい」と思うはずです。
 今、障がいのある人への思いやりがまちの中にあります。ぼくの家の近くのスーパーには「思いやり駐車場」があります。入口の近くにあります。じいちゃんは「思いやり駐車場利用証」を持っています。その利用証にはマークが四つ書いてあります。赤ちゃんをにんしんしている人。こしが曲がっていてつえを使っているお年よりの人。けがをしているか、体が不自由な人。車イスに乗っている人。「思いやり駐車場」は、だれでもとめてよいところではありません。けれども、そのスペースに何にも問題のない人がとめていることがあります。それでは本当に使いたい人が困ってしまいます。
 スーパーや公民館などたくさんの場所に「思いやり駐車場」があるのは、障がいのある人などを手助けするためです。
 他にも、家族で旅行に行ったときに電車の中にも「優先席」があることを知りました。これも、駐車場と同じように、本当に座りたい人への手助けになっています。
 障がいのある人や体が不自由な人がみんな同じように買いものをしたり、おでかけができたりすることは、とてもよいことです。ぼくたちは、このような取り組みのじゃまをしてはいけません。困っている人たちを助けたいという気持ちになれば、じゃまをすることはないし、このような取り組みがもっと広がっていくと思います。
ぼくは今までじいちゃんに頼まれたときだけ手伝いをしていました。けれども、これからは助けたいという気持ちをもって手伝いをしたいと思います。