【佳作】 人が幸せに生きるためには

大玉中学校 1年 佐々木 侃汰
 先日、家族みんなで出かけた時の事です。ぼくの祖母ぐらいの女の人がつえをついて歩いていました。三歳ぐらいの男の子と手をつないで歩いていました。その時は、特に何も思いませんでしたが、お昼ごはんを食べに入ったお店に、その女の人達も入ってきて、近くの席に座りました。
 ぼくは、その女の人が、まだ若いのにどうしてつえをつくようになってしまったんだろうと思い、気になってしまいました。
 けがをしているのだろうか?交通事故にあってしまったのだろうか?といろいろな事を考えました。
 つえなしでは、歩く事ができないのなら、家の中でも一日中つえをついていなければならないのか、トイレに行く時も、お風呂に入る時もつえをつかなければいけないのは、本当に大変なのではないかと思いました。
 ぼくの祖母は、まだ六十歳で元気だけど、もし、ぼくの祖母がつえをつくようになったら、ぼくは、祖母の事をどう思ってしまうのか、ちゃんと手助けをしてあげれるのだろうか、心配になりました。
 人間は、だれでも年をとっていくのは当たり前だけど、元気な人が急に病気になって歩けなくなったり、寝たきりになってしまったら、支えてあげれるのは、家族だったり友人だったり、身近な人が支えてあげる事が大切だと思います。
 ぼくは、以前、テレビで介護の実態という番組を見ました。年をとった寝たきりのおばあちゃんを、その息子が介護しているお話でした。毎日、ごはんを食べさせたりオムツを交換してあげたり、体をふいてあげたりと、とても大変そうでした。
 ぼくは、ここまでできないかもしれないと思ってしまいました。でも、介護される人も、生きる権利があり、介護する人も、子供として支えていかなければいけない責任があると思います。
 今は、介護ヘルパーさんや、介護施設などの手助けしてくれる人もいますが、最終的には、家族の支えが一番必要だとぼくは思います。
 だから、ぼくの家族に介護が必要な人がいたら、ぼくは、できる事から手助けしたいと思います。
 よく出かけると、いろんな所に障害者専用の駐車スペースがあるけれど、なんでもない人が停めているのを何回も見かけたことがあります。その人が停めてしまったことによって、障害のある人が、遠い所に車を停めるようになってしまうこともあると思います。
 もし自分が、ここに停めてしまうと、障害者の人が停められなくなるかもしれないと思わないのでしょうか。ぼくは、それを見て、注意できる人間になりたいなと思いました。
 小学六年生の修学旅行に行く前の授業参観日の時、電車に乗る練習をしました。つり輪を作って、役も決めて、もしも実際に障害のある人や、お年寄りの方が乗ってきた時はどのように対応したらいいのかをシュミレーションしました。バスや電車にもシルバーシートがあって、障害のある人やお年寄りの方、妊婦さんなどがシルバーシートに座る権利をもっていて、周りの人もそれをゆずり合わないといけないなと思いました。
 実際の修学旅行では、電車などでは会いませんでしたが、これから先いつどこでそんな場面に会うかもしれないので、ぼくなりにきちんと行動できるようにしておきたいと思います。
 ぼくは、最初は人権とはどんなことなんだろうと思っていましたが、いろんな人からいろんな事を聞いて人権の大切さが分かりました。人が幸せに生きていくためには、一人一人が人権ということを意識して、相手の気持ちを考えて思いやりの心をもつことが大切なんだと思いました。ぼくも、家族や学校の友達にも思いやりの心をもって、接していきたいなと思いました。
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